大阪YWCAは、女性のエンパワメント、子育て支援、またNGO/NPOリーダーの育成、国際交流等の社会貢献活動をしています。

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大阪YWCA機関紙(2019年12月・2020年1月号) アーカイブ一覧へ
大阪YWCAでは機関紙を年8回発行しています。
抜粋して内容をご紹介します。
外国につながる子どもの母語をなくさない日本語教育は可能か
クリスマスメッセージ「クリスマスの心」
YWCA千里50周年記念旅行 白川郷・高山と絶景の雨晴海岸
YWの窓 7年ぶりのパレスチナ 〜 Keep Hope Alive! 〜
2019年東南アジアの日本語教育シンポジウム・教師研修「グローバル時代における東南アジアの日本語教育 教育研究と教師能力開発」に参加して

外国につながる子どもの母語をなくさない日本語教育は可能か

 国内の在留外国人が増加するに伴い、親の帯同や日本で生まれた「外国につながる子ども」も増加しています。圧倒的に日本語が強いこの社会で成長する子どもたちにとって、日本語能力が必要なことは当然です。しかし、日本語も勉強も頑張っている子どもたちが、その陰で自分の母語を忘れてしまったり、十分身につけられなかったりしていることは、知られているでしょうか。
 母語を忘れてしまって母国のおばあちゃんと電話で話せなくて泣く子ども、日本語が上手ではない親をバカにする子ども、母語を忘れ日本語も中途半端で言葉で気持ちが伝えられない子ども、自分は日本人なのか?とアイデンティティに悩む子ども…辛い思いをしている子どもたちが大勢います。
 このような子どもにとっての母語の大切さを考えてみると、@親子・家族の絆を強め、情緒の安定から自己肯定感、健全なアイデンティティの形成につながり、A認知力を育成する基盤であり手段であり、B日本語を学ぶ助けになる上、C権利としての母語保証の面もあり、さらに、D将来母国など居住地の選択肢を増やすといった点が挙げられます。
 外国人の保護者の中には、日本では自分の母語は価値がないと卑下してしまい、母語を子どもに教えることに消極的な場合もあるようです。でも親は、自分が一番自信の持てる言語、つまり自分の持てる最高のものを子どもに伝えたいと願うのが自然ではないでしょうか。どこの出身の親でも、自分の母語や母文化を、遠慮せず子どもに伝えられるような日本社会であればと思います。
 大阪府下の公立小学校で、中国語母語教諭の採用と母語を使いながらの授業の工夫により、保護者との協働もうまくいって日中バイリンガルに育つ子どもが増えている事例もあります。
 今年6月に成立した「日本語教育振興法」には、日本語教育を行うにあたって外国につながる子どもたちの母語への配慮が必要である旨の記載があります(第3条第7項)が、画期的なことだと思います。外国につながる子どもたちの存在が、社会の「解決すべき問題」から「社会を豊かにする人的資源であり宝である」と捉えていけるかどうか、日本社会が試されていると言えると思います。

真嶋 潤子(大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻 教授)

クリスマスメッセージ「クリスマスの心」

 皆さんは、クリスマスと聞いてまず何を想像しますか?
 夜空に輝く星、聖なるおとめマリア、羊飼いたちと天使たちの美しい歌声、プレゼントを携えた異国の博士たち…。
 聖書が伝えるクリスマスは、美しいおとぎ話のようなロマンチックな雰囲気を持っています。しかしよく読むと、そこには家畜小屋で初めての子を産まねばならない惨めな少女の姿があり、無関係の子どもたちが殺される不条理な社会があり、貧しい羊飼いや蔑まれた外国人の他は、大多数の市民が救い主誕生に無関心で気にも留めなかったという現実が記されています。弱い者が虐げられ、貧しい者たちが一晩眠る場所もない現実と、それに無関心な世界の有様は、今のこの時代と何にも変わらないではないかと悲しい思いにかられます。
  しかしだからこそ、毎年クリスマスは私たちのところにやってくるのではないでしょうか。救い主は、すべての人を救うためにこの世に来られます。小さくされた者、弱い者を救うため。そして、強い者たちに本当の気付きと悔い改めを与えるために。それがほんとうのクリスマスの心です。
 クリスマス前後から年末年始にかけては、煌びやかなイルミネーションの影で、毎年多くの野宿者たちが寒さに震え、いのちを落とします。一方でこの時期には、全国で多くの人々が協力して野宿者たちの冬を支えるための炊き出しをする光景が見られます。クリスマスの心を宿した人々の存在に心励まされ、またわたしたちも足もとで起こっている現実にしっかりと立ちつつ、新しい心で今年のクリスマスを迎えたいと願います。

山ア道子(日本キリスト教団豊中教会 牧師)

YWCA千里50周年記念旅行 白川郷・高山と絶景の雨晴海岸

 「千里の催しはお天気に恵まれる」のジンクス通り、快晴の中、11月5日〜6日の1泊2日の旅に出発。総勢27名で、行く先は富山の雨晴海岸から岐阜は白川郷と飛騨高山。予算目標額のノルマ無しで、楽しく会員親睦を図るという、素敵な目的の旅です。
 富山湾越しに見る立山連峰は、所々冠雪もあり、やんわりとお姿をみせて、まずは満足。その夜の、浴衣姿の湯上り美女たちの大雑談会は大盛上がりで親睦目的達成。内容は秘密です。翌日は、世界遺産の合掌造りの村を見学し、飛騨高山の町のそぞろ歩き中に、ハプニング突発。あわや、帰りの新幹線に間に合わないかもの事態。この時の会員全員の対処の素早さと的確さで、無事バスは発車。とげとげしい雰囲気にはならず、頑張って走ってくれた運転手さんに拍手も出る余裕。さすがYは皆、肝が据わっていて、今後のYを担っていく底力はまだ十分と頼もしさを実感した旅でした。

(会員 徳広彩)

YWの窓 7年ぶりのパレスチナ 〜 Keep Hope Alive! 〜

 今年の5月、7年ぶりにパレスチナに行ってきました。情勢は悪化していました。進む分離壁の建設で分断される地域社会、イスラエル側に出稼ぎに行くにも壁を迂回するため片道3時間…お金と時間を節約するため家族と離れて住込みで働く人、C地区(パレスチナ領内だが、行政権・治安権はイスラエル)でのイスラエル入植者によるパレスチナ人への殺傷事件の増加など…。
 案内してもらったオリーブ畑は、そのC地区にありました。車を止めて待ってくれる運転手さんに、「5分ぐらいで戻るから」とスタッフが声をかけていました。その畑から見渡せる丘の上にも入植地。長居は避けたい緊張感がありました。
 あるYWCAスタッフは、「毎朝、今日は昨日よりも少しでもよい1日であるようにと願うけれど、残念ながら決してそうはならない」と嘆いていました。そのような閉塞感の中でもたくましく、親切なパレスチナの人々。帰国後、その強さの源は?とメールで尋ねると、「あなたたちの連帯があるから」との言葉が返ってきました。
 オリーブの木キャンペーンは、違法に破壊されるオリーブ畑に苗木を送る募金運動。崩されたら仲間が駆けつけるスクラムのように、希望の苗木を送り続けることは私たちが示すことのできる連帯の一つの形です。

(会員 宮ア 祐)

2019年東南アジアの日本語教育シンポジウム・教師研修「グローバル時代における東南アジアの日本語教育 教育研究と教師能力開発」に参加して

9月16日から20日までベトナムの国立ホーチミン市師範大学にて、ベトナム、タイなどをはじめとする東南アジアの大学の日本語教師や学生たちとともにシンポジウム、スピーチコンテスト、教師研修が行われた。

 初日のシンポジウムでは、今回のテーマである「考える教師、考える学生」、「アクティブラーニング」、「ICT(*)の活用」についての講演や取り組みの報告があり、東南アジア諸国における従来の知識偏重型教育からの流れの変化を感じました。翌日のスピーチコンテストは、プレゼン、スピーチ、ディスカッションの3段階を通して総合的な日本語力を評価する形で、参加者の積極性、表現力の豊かさ、コミュニケーション力の高さに驚かされました。
 後半3日間の教師研修は、各国の教師とのグループワークで、ICTを取り入れたアクティブラーニングの教材を作り、発表しました。私はハノイの大学の先生方と「日本へ留学する際の学校選び」をテーマに教材を作成しました。作業を通して率直に意見交換する中で、普段は真逆の教育環境で仕事をしていながら、「自ら考える学生を育てたい。自ら考える教師でありたい」という思いは同じだと実感しました。
 本校でも上級クラスを中心にプレゼン、ディベートなど、アクティブラーニングを取り入れた授業を既に行っていますが、特に最近は受け身の学習者が多いと思われます。地道な積み上げ学習はもちろん大切ですが、ICTの活用を進めて教師や学習者の自由な発想や創造力を伸ばす授業にも取り組んでいく必要を感じました。

*ICT…情報通信技術  

佐伯 玲子(大阪YWCA日本語教師会専任講師)

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