大阪YWCAは、女性のエンパワメント、子育て支援、またNGO/NPOリーダーの育成、国際交流等の社会貢献活動をしています。

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大阪YWCA機関紙(2017年12月・2018年1月号) アーカイブ一覧へ
大阪YWCAでは機関紙を年8回発行しています。
抜粋して内容をご紹介します。
大阪YWCAが生み出したNPO法人 犯罪被害者支援との歩み
クリスマスメッセージ 飼い葉桶のイエスさま
全国ユースギャザリング報告 ユースのひらめきや可能性を信じて
YWの窓 「日本語教師養成講座の意義」
奨学金委員会 スープサービス
クレオ大阪主催・大阪YWCA共催 ガールズ・エンパワメント・フォーラム

大阪YWCAが生み出したNPO法人 犯罪被害者支援との歩み

 犯罪被害者支援の必要性が日本に於いて認識され始めた1990年代の被害者支援内容は、支援先進国欧米から送れる事2、30年と言われていました。
 1995年阪神淡路大震災時の大阪YWCAの被災者の心に寄り添うボランティア活動「こころのケアネットワーク」が災害時に隣人として支え合う市民活動として評価を得ました。
 1992年全国初の「犯罪被害者相談室」を開設し、その代表を務めておられた山上皓先生からは、この活動を是非次は犯罪被害者の為にとの要請を受けました。
 大阪YWCAは被害者支援を、命を尊ぶ人権問題ととらえ、96年「大阪被害者相談室」開設を決断し、全国3番目の民間被害者支援団体として活動を開始しました。「犯罪被害者支援とは?」を問う時代でした。
 活動の中心は電話相談によるこころのケアでした。電話を受けるたびに電話の向こうから聴こえてくる心の傷の深さ、心の安らぐ安全な場所確保の難しさ、法的な問題を含め精神的、身体的、経済的、社会的問題等の解決の複雑さ深刻さを痛感しました。
 犯罪被害に遭う事で、犯罪被害者・遺族は長い間必要な支援を受ける事なく社会の中で孤立し放置されてきたことも実感しました。将来に対する夢や希望、愛する家族を一瞬にして奪われその後の人生は一変してしまします。社会への信頼、人間関係は崩壊し回復しないまま苦しみ続け、時には被害者自身に落ち度があった様に世間の冷たい目に曝されます。声を上げるにも上げられず一人で抱え込みじっと耐えるのが美徳とされる日本的風土も残っていました。
 90年代後半頃から犯罪被害者・遺族が中心となって社会に対し一人で我慢し耐えて解決出来る問題ではなく、国による被害者への権利擁護と被害者支援の充実を求める運動が展開され、2004年犯罪被害者等基本法が制定され、翌年基本計画が示され、国による支援の必要性、法的権利がやっと認められました。
 私達が携わったこの20年間被害者支援に関する制度、取り組み、指針、支援条例等、欧米に劣らない支援充実に目を見張るばかりです。しかし、形が整った事が終わりでなく、基本法の理念に「すべての犯罪被害者等は個人の尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利を有する」と定められています。この理念に基づく支援の一つひとつが、しっかり血となり肉となって被害者の元に届き再び平穏な生活を取り戻し、社会への信頼を回復されるまで、私達民間の被害者支援活動の役割は大きいと思います。いつ被害者になってもお互いが支え合うやさしい社会づくりを目指し努力したいと思っています。

堀河 昌子 (公益社団法人全国被害者支援ネットワーク顧問)

クリスマスメッセージ 飼い葉桶のイエスさま

 クリスマスおめでとうございます。私は浪花教会の教会員で、日本キリスト教団教師の山口教子です。私は群馬県太田市の出身です。電車やバスの本数が少なく、車で移動することが多い所で私は育ちました。こどもの頃はよく母の車に乗って祖父母の家に行ったのですが、その途中に牛小屋がありました。私は動物が好きなので、毎回そこを通るのをとても楽しみにしていたことを覚えています。その場所を通ると、私は母に「牛、牛」と言っていました。今年の夏に帰省した時に祖父母の家に行ったのですが、同じ場所にその牛小屋はありました。その牛小屋を見てとても懐かしかったのと同時に、私はいろいろ考えさせられました。
 私は高校卒業後、大学進学のために18歳で京都に来ました。そして京都で年間を過ごし、岡山県倉敷市で3年間を過ごしました。そして現在、大阪で4年目を過しています。故郷を出て13年経つのですが、気がつけば牛小屋を見る機会は全くなくなってしまいました。
 聖書を読むと、イエス様は生まれて布にくるまれ「飼い葉桶に寝かされた」ことが書いてあります。私はその聖書箇所を読むと、故郷で見た牛小屋のことを思い出します。今年の夏に帰省して牛小屋を見た時、家畜のえさを入れる飼い葉桶にイエス様が寝かされた意味をあらためて考えさせられました。
 今年もクリスマスを迎えます。クリスマスと聞くと、街の華やかな飾りつけやきれいなイルミネーションが輝いている景色を思い浮かべます。しかし大切なことは、イエス様が生まれてきれいなベッドに寝かされたのではなく「飼い葉桶に寝かされた」ということです。それは私たちの華やかではない心の中に来てくださったということだと思います。牛小屋を見る機会はもう無くなってしまいましたが、イエス様が私たちの心の中に来てくださったという嬉しい出来事は忘れないでいたいなと思います。

山口 教子(日本キリスト教団 浪花教会 教師)

全国ユースギャザリング報告 ユースのひらめきや可能性を信じて

10月7日(土)〜8日(日) 於:大阪YWCAシャロン千里

  熊本YWCA、大阪YWCA主催により、全国ユースギャザリングが開かれた。全国のユース(おおむね18才〜30才の男女)18名が集い、2日間の合宿を通して、学びを深めた。このプログラムは、日本YWCA「地域YWCAを主体とした活動」の補助を受けて実施された企画である。

*     *

 北は福島、南は熊本、高校生から社会人までの個性豊かなユースが大阪に集った。
 最初のプログラムは、「対等な人間関係を学ぶ」をテーマに、臨床心理士井ノ崎敦子先生の指導の下、ワークショップを行った。「思い合う関係づくり」とはどういった関係かを、ワークを通して参加者一人ひとりが体感することが出来た。後半は、「YWCAで実現したいこと」をテーマにざっくばらんに意見を出し合い、2日目ディスカッションに向けての準備を行った。プログラム終了後も話は尽きず、自分の将来のことや今抱いている疑問などを共有し合う貴重な時間となった。

 2日目は、初日に出し合った意見を元に「中高Yとの連携」「スタディーツアーの企画」など計6つのグループにわかれて、YWCAで実現したいことを、具体的に行動に移すためのディスカッションを行った。「予算はどうする?人員は?」と、理想から現実に落とし込むための白熱した議論は約6時間にも及んだ。YWCAの先輩方からも学びつつ、ユースもYWCA全体を巻き込んで盛り上げていこうと決意を改にし、参加者全員が頭をフルに働かせた2日間の合宿は終了した。

 今回の合宿を通して、ユースのひらめきや可能性を実感すると同時に、YWCAの根本的な強さは、ユースだけではなくあらゆる世代が協力し、社会をよくする運動体となることだと思った。私もその一員として共に活動していこうと身の引き締まる貴重な機会となった。

(職員 原田 千尋)

YWの窓 「日本語教師養成講座の意義」

 今、日本語教育業界は教師不足に悩まされている。争奪戦とまではいかないまでも、増え続ける学習者の数に教師の数が追いついていかない。ということはさぞや日本語教師養成講座は活況を呈しているのかといえばそうでもない。特に大阪YWCAの日本語教師養成講座は時間をかけてじっくり養成するという方針で中身の濃いものになっているため、今日明日役に立つ内容でカリキュラムが組まれているわけでもないので、それほど人気を集めてはいない。
 しかし、現役教師を二十数年続けてこられた経験からいうと、日本語教師養成講座はハウツーを学ぶ場ではないということだ。教師としての姿勢というか、学習者の役に立つ教師になるということは、結局どういうことかを長い時間を掛けて学ぶ場だ。
 繰り返しになるが、ボランティアでも仕事としてでも日本語教師が足りていない昨今、常に自分自身に日本語教師とは何かを問い続けられる人材がほしい。知識や技術だけではない、あるべき姿への理解がなければ、良き日本語教師にはなれないのではないかと感じている。
 そのきっかけを知ることができるのが、日本語教師養成講座だ。知識や技術も「はいこれですよ」と手渡されるものではない。常に追い求め続けなければならないものだ。けれど、それはあとから付いてくる。講座では本質を学んでほしい。

(日本語専任講師 氏原庸子)

奨学金委員会 スープサービス

 「昼食を抜く学生がいる」と聞いて、「月1回でも、野菜たっぷりなスープなど食べてもらいたい」との声もあり、専門学校生への無料スープサービスが4月からスタートし、目下ニーズがどの程度あるか、お試しで実施中です。実施日は、月1回、第3水曜の正午から30分間の開店で、場所は2階講師室前。しかし、調理は10時半から、会員ルームのキッチンで、奨学金委員会のメンバー5人と、助っ人1人の、計6人で、80人分を作ります。玉ねぎ3キロ、じゃがいも2キロ、人参6、7本、キャベツ3玉、茸類やベーコン等、ひたすら刻んで煮込んで、鍋2つのミネストローネスープが11時半に出来上り。力持ちの助っ人が、二階へ運び上げてくれます。調理の人手がギリギリ、昼食を必要としている学生が、実際に来ているか等々、いろいろ課題を抱えながらのスープ作りをしています。

(会員 徳広 彩)

クレオ大阪主催・大阪YWCA共催 ガールズ・エンパワメント・フォーラム

11月5日(日) 於:クレオ大阪中央
第1部:大崎麻子(ジェンダー専門家)基調講演
第2部:ガールズトークセッション

 「SDGs(持続可能な開発目標)には女性と少女≠フエンパワメントを図ると明記されています。これは大変意義深いことです。」ジェンダー専門家の大崎麻子さんから力強い一言が発せられた。SDGsとは、国連サミットで採択された2030年までに達成すべき貧困、教育、エネルギー問題等に関する17の目標と、169のターゲットを指す。ここで重要なのは、女性と少女≠分けて考え、少女特有の精神的、身体的問題を踏まえて開発を進めていくという点であると述べられた。
 後半はガールズ・おアワーアップ・プロジェクトの参加者を含む中学生から社会人までの4人の登壇者とともに、日本の女性、少女を取り巻く状況についてのトークセッション。学校への不満や、日本の社会における生きづらさが各々の視点で語られた。誰もが少女時代を経て大人の女性となっていくが、10代の頃に経験したことや、かけられた言葉がいかにその後の人生に影響するかが伝わり、少女時代のエンパワメントの重要性を再認識する機会となった。
 エンパワメントのきっかけは様々である。学校でも塾でもない、YWCAのような世代を超えて様々な人々が集う場が、少女たちをエンパワーさせるきっかけの場になればと願う。

(文責:編集部)

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