小さい時から、原爆の本をよく読んでたんですよ。マンガだったら『はだしのゲン』とか、怖いけどすごく興味があったんです、原爆に。 でも、小学校6年生の時に初めて沖縄に行くんです。私、帰国子女だし外国もたくさん行った経験があるのに、このとき沖縄で大ショックを受けた。「なんだここ!」と思いました。文化や言葉も、これ日本かなって思うし。それから、父親に連れられて、容赦ない、すごいディープな戦跡めぐりをしたんです。もう怖いし気持ち悪いし、子供心に原爆より酷いこともあったのかと感じて。比較じゃないんですけど。 そこから、沖縄の事が書いてある本やテレビは手当たり次第見て、まったく沖縄に“憑りつかれた”状態に。高校の時はもう自分で沖縄に通うくらいになって、沖縄の民俗学をやれば、沖縄に入り浸れるなぁと思って、大学では宮古島の民俗学を専門にしました。
女らしくとか男のくせにとか言われて、むっとしたことありませんか? 「ジェンダー」とは社会的文化的に作られた女・男の区別や固定観念です。兄弟姉妹で扱いが違うと反発したり、女性なら学校時代は男女差別を殆ど感じなかったけど、就活でびっくり、とか。 職場で「エーッ、そんな!」という経験もあるでしょう。「女性で得した」という人、それもどういうことでしょう?一度シャッフルして、自分のジェンダー意識を探ってみませんか。男性も必見。ジェンダーは当然男性の問題でもあります。
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