大阪YWCAは、女性のエンパワメント、子育て支援、またNGO/NPOリーダーの育成、国際交流等の社会貢献活動をしています。

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大阪YWCA機関紙(2008年7月号) アーカイブ一覧へ
大阪YWCAでは機関紙を年9回(4/5、12/1、8/9月が合併号)毎月1日発行しています。
抜粋して内容をご紹介します。
みんなのいいところ「eトコ」はじめました
大阪YWCA90年の歩みを築いた先輩たちB 海を越えて「ミス・レーガン/ミス・ハワード」
いつでも いつからでも あなたも仲間に − WELCOME! 大阪YWCAの森
専門学校あれこれ “書く”英語が上達する講座
YWの窓 9条世界会議

みんなのいいところ「eトコ」はじめました

 「誰もが、特に子どもたちが、安心して暮らせる家をつくろう!」
 私がこの夢を意識しだしたのはこの10年くらいでしょうか。
 家族やコミュニティが崩壊し、家のない子どもたち、家族なき高齢者、家も家族もない単身者が増加する社会です。そうした中で、(血縁にしばられない)新しい家族とハウスとコミュニティの再構築の拠点となりうるような、すてきな家をつくろう、と願ってきました。
 その夢がことし4月27日に「eトコ」となってスタートしました。夢の背景には、私のふたつの体験があります。
 ひとつは生い立ちの中から。私の実家がすでに、子どもや女性のための駆け込み寺であり、シェルターだったのです。長屋の小さな家には、いつもたくさんの人が家族として暮らしていました。母の人柄のせいで、いつのまにかそうなっていました。もうひとつは、YWCAでのたくさんの出会いと学びです。とりわけ、DV被害女性のためのステップハウスが実現したことは大きな契機となりました。次は子どものための家が欲しい、と強く思うようになったのです。 「eトコ」は大阪市東成区の鶴橋駅近くにあります。27坪の5階建ての建物です。@コミュニティに開かれたスペースとA居住するスペースがあります。@ではウリホールやウリラボの名のついた部屋があり、小さな催しや学習会などができます。Aはウリハウスと呼び、個室が三つプラスαあります。
 「eトコ」を運営するeトコ・プロジェクトでは、特に、児童養護施設にいる、また卒園した若者のグループ「CVV」の活動を支援しています。現役生が集まるみんなの会や、卒園生のためのよりみち堂という活動が実施されています。ウリハウスで居住する人のイメージは児童養護施設を出たあとの若者たち、そのステップハウスというイメージですが、まだ現在はいません。ゆっくり募集中です。
 今、私たち夫婦はここに住んで、「週末家族」などのお泊り会や、人権学習の研修会、地域のおかあさんのためのサロンが始まりました。
 母から、YWCAから、学んできたたくさんのことを栄養にしながら、「eトコ」をみんなのいいところになるよう、努めていきたいと思います。どうぞ応援してください。

(きむ かゆり 大阪YWCA会員)

90年の歩みを築いた先輩たちB 海を越えて「ミス・レーガン/ミス・ハワード」

 大阪YWCAの初期には、外国人幹事・幹部委員が日本人の幹事や委員を助け、活動の基礎固めに貢献した。
 ミス・レーガン(米)は1921(大正10)年〜28(昭和3)年、副総幹事として総幹事浅井(6月号掲載)と共に活躍。会館での委員会や各クラス、諸集会の指導に加え、外部の聖書購読に出張、地域のもより会の指導にもあたった。
 ミス・ハワード(英)は初期の頃から幹部委員、教育部委員を務め、宗教教育面はもちろん、財政面でも力をつくした。1937(昭和12)年、夜間女学校が文部省の指定認可を受け、昼間女学校と同等の資格を有する日本で最初の「扇町夜間女学校」になった際、認定に必要だった基本金の寄付を申し出たのも彼女である。
 彼女らの献身的働きと人的感化を、大阪YWCAの記憶に刻みつけておきたい。

いつでも いつからでも あなたも仲間に − WELCOME!大阪YWCAの森

YWCAでは、年間を通じて様々なプログラムやクラス・講座を行っています。これらは参加したり、ボランティアとして関わったり、会員になって自分たちで企画してつくっていくこともできます。大阪YWCAの森があなたを待っています!
子育て支援
子どもとお母さんが元気になるためのプログラムがいろいろ。人気講師による、ふれあい遊びやプレ幼稚園プログラム、外国籍のお母さんを応援するプログラムなど。ママ友だちもできますよ。
平和活動
あらゆる「暴力」を排除して、地球環境を守り、いのちを尊び、人権が保障される社会をつくるための啓発活動を展開しています。憲法9条は世界の宝!毎年、ピースアクションを行っています。
女性支援
様々な角度から女性のエンパワメントを実現し、暴力を生み出さない社会を目指し活動しています。また、DV(ドメスティック・バイオレンス)被害を受けた女性とその子どものための中長期自立支援施設(ステップハウス)を運営しています。 ステップハウスを支える会員募集中です。
高齢者とともに
千里地域の高齢者へ配食・会食サービス、総合福祉施設「大阪YWCAシャロン千里」を現場としたボランティア活動も行っています。
障がい者支援
支えあい、共に生きるために。子どもの点字本の作成と貸し出しを行う「点字子ども図書室」、視覚障がいを持つ人の生け花講座、知的ハンディキャップを持つ女性と余暇を一緒に楽しむ活動があります。
中国帰国者支援
中国帰国者のための日本語教室での会話実習ボランティアなどをしています。
野外活動
幼稚園から高校生を対象とした、自然の中でいのちの大切さを実感するデイプログラムやキャンプを行っています。ボランティアリーダーも募集中です。
国際交流
留学生との交流サロン、地球市民感覚を育てる子どもプログラムなどさまざまな活動しています。世界120カ国に広がるYWCAならではのプログラムもあります。
手しごとボランティア
バザー向けの手芸品製作や古切手整理などの様々な手しごとボランティアをしています。平和のタペストリーも作っています。
この他、たくさんのプログラムがあります。ぜひ、遊びに来て下さい。

専門学校あれこれ “書く”英語が上達する講座

 英会話には自信があっても、自分の考えや用件や情報を伝える英文を書くのには戸惑いがちです。それは、話すのとは別の技能が必要だからです。独習では上達が困難なので、効果的な勉強法を模索する人は多いようです。
 大阪YWCAの「書く英語が上達する講座」は、1999年の開講以来、熱心な受講者に支持されて今日に至っています。正確に書くには英文法の知識が不可欠ですが、文法中心の授業となると敬遠したくなります。当講座では、質の良い英語で書かれたニュースの記事から、誰でも関心の持てる国内外の話題を選んで徹底精読の教材とし、会得した構文や慣用表現を活かして英語の感性で作文する練習をしています。
 時事英語を読みながら、例えば「少子高齢化社会」「地球温暖化」「ねじれ国会」といった類の語句のすぐに英語で表現でき、同時に中途半端だった英文法の知識をしっかり身につけ、その結果、ぎこちない和文英訳の域を脱してホンモノの英語を書くコツを掴むことを目指します。
 講座では「英学登山」と言っています。一歩一歩登り続けると次第に眺望が開けて心が弾み、先へ進む元気が出る山登りのように、少しずつでも英語力の向上が実感される心地よさに励まされ、継続の意欲が湧きます。
 定員10名の和やかな雰囲気のクラスで、ほとんどの受講者は多忙な仕事を夕刻に終えての参加ですが、英語との付き合いを人生の愉悦のひとつに加えたいと思う人たちです。
(講師 金山弥寿雄)

YWの窓 9条世界会議

 5月のゴールデンウィークに幕張メッセの世界9条会議参加の機会を得、感謝で一杯です。初日、ノーベル平和賞のマグワイアさん、ワイスさんらの講演に定員7千人のホールは開演前に満席。前売りがあっても入場できない多くの人々のために、公園に急遽集会が設けられ、講演後駆けつけたお二人からの愛あるメッセージ。「諦めないで日本の9条を守ることが世界の平和を守ること」、「愛のある対話を」、「戦争の惨事を越えて‘赦す’ことが必要」と、専科に苦しむ中から、実際に平和を創出してこられたマグワイさんの力強い希望に満ちた言葉と表情、存在そのものの放つ光に感銘を受けました。心打たれ写真を撮り続ける一緒に行った思春期の娘。9条を守ろうと日本中、世界中から集った熱に触れ、娘らは勇気を得ました。夕刻にやっとシンポジウムの席を確保。元イラク兵とアメリカ兵が、イラク戦争は人殺しと破壊という絶望でしかないことを認識して、兵役拒否や平和活動をしておられる体験を語られるのを聞き、ますます9条の未来的地球規模の意義を思いました。
 5日の午前の部、戦争被害、核汚染などの史実を朗読劇にしたYWCAの参加型ワークショップは130人以上もの参加者を得、みなさんの声が心に迫りました。戦争の惨事、核の被害を過去の歴史に封印することなく、自分の大人としての責任として、まず9条を守り、平和を創り出すものとして、もっと日々意識的に過ごさなければならない−集う方の誠実に出会えたことを大切にしたいと思います。
(会員 奥村知亜子)
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