― 二人はしょっちゅう中国や台湾に出張していますが、あちらではどんな仕事をしているんですか?
坂東:留学を仲介する現地の会社や日本語学校、大学などで、留学に関する説明会や、選考試験をしています。帰国した卒業生や、日本語教師養成講座の修了生などが力になってくれることもあります。
― 二人とも中国での留学経験があると聞きましたが・・・
朝岡:はい。私は北京で1年、坂東さんは江西省の南昌で3年日本語教師として働いた後、西安で1年留学しました。
― その当時と現在では、中国の状況も変わったでしょうね。「昔と違うわ!」と感じられた場面を教えてください。
坂東:南昌市について言えば、デパートや学校などの公共施設のトイレにドアがついたこと。でもまだ「全て」とはいかず、トイレに行く時は一種の運だめしが楽しめます。ドアのみは「吉」、ドア+鍵で「大吉」。
― 10日以上にもわたる単独出張。辛いこともあるかと思いますが、旅先での元気回復のためのお気に入りグッズとか、癒やされる食べ物とかがあれば教えてください。
朝岡:重い荷物を運んでいくので、肩が凝りますし、マッサージ店に行くのが楽しみですね。中国語の勘を取り戻すために按摩師とのおしゃべり目的で出張初日に行ったり、出張半ばでは愚痴を聞いてもらったりもしています。各地にお気に入りの店があるんですよ。(笑)
坂東:本場中華料理を食べるに限ります!前回の出張では「過橋米線(雲南名物の米麺)を食べ損なったのが悔やまれて仕方ありません。 |