◇男の目
「恋愛」と「点字」
◇専門学校あれこれ
「ランゲージコース」
楠本節子(くすもとせつこ 大阪被害者支援アドボカシーセンター事務局長)
いこいの集い
月1回地域の一人暮らしの方との昼食会を開いています。阪神淡路大震災(1月)の年、3月に高齢者昼食会としてスタートしました。今日では常時35名前後の地域の方々が参加されます。Yの豊富な人脈を介してすてきなプログラムゲストを迎え楽しい時を過ごし、キッチンボランティアの方々の協力で心のこもった美味しいお食事をいただきます。和やかにそしてにぎやかに語り合いながらのひとときは心身共に満たされています。ゲスト、キッチン、プログラム企画などのボランティアに支えられています。今月も元気な笑顔を、新しい笑顔を待っています。
(K.K)
「マザーグース」とは、イギリスの伝承童謡です。日本では「マザーグース」と言われていますが、イギリスでは「ナーサリー・ライム(幼児の押韻詩)」と呼ばれています。マザーグースは、遊び歌や子守歌だけではなく、なぞなぞや早口言葉、ナンセンス詩、風刺詩、男と女の心の動きをうたったものなど、その数は七百とも千ともいわれています。
英語の強弱のリズムを体感し、押韻の面白さを楽しんだ後、「Pease Porridge Hot(豆がゆ熱い)」で手合わせ遊びに挑戦。輪になって楽しく遊ぶ「Ring-a-Ring o’Roses(バラの輪作ろう)」に、実は十七世紀半ばのペストの流行をうたったもの、という説があることを学びました。ロンドンにある教会の鐘の音のやり取りをうたった「Oranges and Lemons(オレンジとレモン)」でアーチゲームをした後、オレンジ組とレモン組に分かれて引っ張りっこをして、大いに盛り上がりました。
参加者からは「マザーグースの広い世界を知ることができました。」「子どもたちとともに遊び、英語に親しむ時間を持ちたいと思います。」「子どもたちが初めて英語にふれるときに楽しく学べるので、ぜひ授業で遣いたいです。」という感想をいただきました。今回の講座の手応えを次回に繋ぎたいと思っています。
(講師)