大阪YWCA会報(大阪版)
2002年2月号(抜粋)
<目 次>
- [一面]
◇グループ・パレットの開設20周年に寄せて
今から始まる!ここから!
- [二面][三面]
◇おめでとう!グループパレット20周年
自分の色で
創設に関わって
思いつくままに
自分の考えを持って
たのしかったプログラム
素晴らしい出会いありがとう
できること できないこと
-
◇男の目
超“子ども嫌い”の子育て記
-
◇YWの窓
[女性] 笑顔とエレガンス
[環境] 一枚のポスター
- [四面]
◇総会でお会いしましょう
その他
YWの窓
[女性] 笑顔とエレガンス
昨年初夏、函館の「旭ケ丘の家」で究極の高齢女性に出会った。100歳の彼女の特養ホームの個室には見事な自作の刺繍の額が幾つも飾られ、なお日々製作を続けておられた。
何の気負いもなく静かに生活を楽しまれながら、彼女の優しい眼の中には希望や夢が光っていて感動した。そしてこのホームのモットーは「笑顔とエレガンス」という施設長のフランス人グロード神父の理念は、施設という名の「家」の隅々に行き渡っていた。
高齢者福祉も女性問題もみんなで取り組んでいる大きなテーマだが、活動の到達点は彼女らの中に見出せるように思われた。大阪Yの活動会員で75歳以上の「後期高齢者」(オールドオールド)は少なくない。どこがY?と言われたらエイジレス!魂の若さと居直るが、若い会員の増加は渇望する。それでも高齢社会、男女共同参画社会の風景をよくする為に、高齢女性の笑顔とエレガンスに期待するところは大きい。
(会員)
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YWの窓
[環境] 一枚のポスター
フィジーの達人雀部真理さんの家族旅行に誘われて、真夏のクリスマスをヴィロ村で過ごしました。
お世話になったレンバさんの家で、国立糖尿病センター発行の糖尿病にならないための食品一覧のポスターを目にしました。「フィジーと糖尿病って?」と、はじめは結びつきませんでした。
村から首都スヴァに戻り、スーパーに行って少しわかったような気がしました。清涼飲料、4sパックの砂糖、大きな容器のマーガリン、ジャム、アイスクリームが並んでいます。市場には野菜・果物があふれていますが、伝統的な食の体系が崩れつつあるようです。
食生活の変化につれて、生活習慣病になる人も増えてくると思われます。特に若い世代への食に関する教育に力を入れて欲しいと思いました。
(会員)
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