◇YWの窓
「夏場の節電」
◇男の目
「冬のソナタ」をみましたか。
[四面]
◇専門学校あれこれ
日本語学科
その他
「ことばの学校」の特徴をいくつか挙げてみると…
第一は、就学前から15歳までを対象とする継続的な療育を提供できたことである。これは発達期のほとんどをカバーしているので、幼児期に遅れが大きかった子どもも、就学期や思春期の初めに大きく伸びることを多くの例で確認してきた。そして保護者にはいま急には大きな変化は望めないが、どれくらい待てば、またどのように待てば、きっと大きな変化を喜べる時が来るということを、発達の予測という形で伝えることもできた。
第二は、どの子どもも、1回の来所で、個人療育(山口が指導)とグループ体操(松井さんが指導)、さらに保護者への助言を一度に受けられることである。異なる二つの場面で子どもと接するので、子どもの問題や発達をきめ細かく知ることができ、保護者との面接(松井が担当)でも、より具体的な助言や説明をすることができた。
第三の特徴は、毎回、療育の時間以上の時間をかけて、一人ひとり子どもについてのカンファレンスを行い、どうすればどの子どもも、自分の持ち味を十分に発揮できるかについて議論を重ねてきたことである。発達の遅れがあると、ともすれば、訓練によって、より先に伸ばそうとしたくなるが、子どもがのびのびと行動をできる場を用意し、子どもにぴったりよりそってやり、子どもの発達を気長に待ってやること、これが療育での最重要課題であると思っている。
(山口 俊郎/精神科医、現在京都女子大学発達教育学部教授)
私たちは「護憲は時代遅れ」の批判にはもう動揺しない。平和憲法の理念が正しいと歴史が証明してくれる日が来ることに希望をつなげよう。
(ピースアクション実行委員会)
☆大阪YWCA・ピースアクション2004参加者から 平和へのメッセージ