事業部門
500名余りが在籍している近畿中国帰国者支援・交流センター(厚生労働省委託)では、従来から設置している中国帰国者日本語教室、堺健老クラブに加え、大阪市および門真市からの委託も受け、今年度は日本語平野教室を新たに開講した。
また、外国にルーツを持つ中学生・高校生への支援を行う「日本語教育支援事業YWCAピアにほんご」(大阪府教育委員会委託)が9月より始まった。
創立90周年記念事業
4月に「アウシュビッツと中欧世界遺産を訪ねる旅」を実施。11月の記念講演会では「ひとりから始める平和活動」と題してルース・M・グルーベル関西学院院長の講演の後、祝会では50年以上の永年会員への感謝状贈呈が行われ、YWCAの活動と人の輪を未来へとつなげていこうという熱気で満たされた。また、会員92人から寄稿のあった「YWCAと私」が出席者全員に配られ、大阪YWCAの歩みを知る貴重な1冊となった。
ボランティア・社会貢献活動
YWCA大宮保育園が申請した朝日厚生文化事業団「子どもへの暴力防止プロジェクト助成」が決定、女性エンパワメント部、シャロン千里こども館の三者が協働して深刻さを増している児童虐待の防止に取り組む。
国際部では、「パレスチナを撮り続けて40年広河隆一講演会〜ナクバその真実」を実施。その後のイスラエルによるガザ空爆・侵攻への抗議として梅田の繁華街でのサイレントアピールを続けている。
留学生里親の会が30年を機に終結。2月に終結式&卒業お祝い会が行われた。
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