大阪YWCA会報(大阪版)
2003年2月号(抜粋)
<目 次>
- [一面]
◇20世紀とは どんな時代であったのか
滋賀県立大学教授 大谷泰照
- [二面]
◇大きく変わる 日本語教師養成講座
- [三面]
◇大阪YWCA専門学校 春期開講クラス案内
- 国際関係開発学科
- 日本語教師養成講座
- 子どもと子どもの本の講座
- 法律秘書養成講座
- ランゲージコース「春の無料体験クラス」4/1(土)〜4/7(金)<要予約>
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◇男の目
-
◇YWの窓
- [女性] 「もっと自由に動きたい!」
- [健康] タバコの害について
- [四面]
◇国際部ハロハロワールドプログラム紹介
- いろんな世界のこと 遊んで学んで仲良くなろう!
*2002年度、大阪YWCAの国際部リーダー会は、大阪府青少年賞を受賞しました。*
- その他
YWの窓
[女性] 「もっと自由に動きたい!」
痴漢対策に女性専用車両がどんどん増えている。なぜ被害にあう側が隔離されてしまうのだろうと思うが、痴漢にあわないかと緊張しながら乗っていた女性には朗報のようだ。(痴漢に間違われないかと緊張している男性のための男性専用車両はないようだが…)この現象についてはいろいろ考えさせられる。
女性専用車両以外のところで痴漢にあったら、被害者の不注意だと軽く扱われたりしないだろうか?外からみた自分の性に違和感を持っている人は乗れるのか?男性でも痴漢被害にあいやすい人は乗れないのか?などなど。
女性専用車両が痴漢の根本的な解決にならないことは導入当初から指摘されていた。
「被害者にならないよう注意しろ」と言われる世の中では、道を歩くことにどれだけ圧力がかかっていることか。痴漢!ひったくり!女性がもっと自由になるのはまだ先かな。
(会員)
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YWの窓
[健康] タバコの害について
私はタバコを吸わない。しかし吸ったことはある。タバコの香りに誘われ我慢できなかった。朝仕事の後の一服は心を癒しリラックスできた。吸っていたのは短期間だったが、吸う人の気持ちがわかるような気がした。
タバコが身体に良くないといわれて久しい。それなのになぜ多くの人が止めることができないのか。ニコチンはアルコールよりも強くヘロイン並みに中毒を引き起こす。まさに麻薬なのだ。4千種の化学物質が含まれ、そのうち43種は発ガン物質である。ヘビースモーカーの肺は発ガン物質を含んでいるタールによって真っ黒だ。それが年数を経てガンになる。特に女性は出産、子育てなどでリスクが大きい。生理不順、骨粗しょう症の要因となり40歳を過ぎると急速に肌荒れとなる。健康な一生を送るためにもタバコから離れ、子どもたちをタバコから守らなければならないとつくづく思う。
(会員)
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国際部ハロハロワールドプログラム紹介
いろんな世界のこと 遊んで学んで仲良くなろう!
私たち国際部のリーダー会では年3〜4回、小中学生を対象とした子どもプログラムを実施しています。
地球市民感覚を育てるプログラム。名前だけ聞くとちょっと堅苦しい印象を受けるかもしれませんが、世界の様々な文化を実際に体を動かし遊びながら体験し、感じ学んでいくプログラムです。ザンビアの歌を歌う、ご飯を手で食べる、モンゴルの馬頭琴を弾く、世界の正月遊びを体感する、など日頃できない体験がぎっしりと詰まっています。
夏には「水」をテーマに3日間のプログラムも行いました。遠くまで水を汲みに行くしか水を手に入れる手段がない地域の人々のことや、日本ではどれほどの水の量を日常生活で使っているのかについて、子どもたちは一生懸命になって考えてくれました。
プログラムの一つひとつがリーダーたちの手作り。プログラム作りに参加しているリーダーは社会人や学生で、リーダー自身も企画・運営を通して多文化について勉強中です。
もっと世界のことを知りたい人、いっぱい遊びたい人、いろんな友達と出会いたい人、どんな人でも楽しめるプログラムです。是非、一度遊びにきてください!参加者のメンバーはもちろん、リーダーになって一緒に作っていってくれる方も大歓迎です。
次回は3月8日(土)「体感!食のつながり」(仮)と題し、食べものがどのようにして私たちの手元に届くのかなど、様々な食に関するつながりを感じるプログラムを予定しています。食を通して一緒に世界をのぞいてみませんか?
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大阪版広告主 募集中!!
大阪YWCAの広報誌‘大阪版’では、発行を支えてくださる広告主になってくださる方を募集しています。
連絡先:大阪YWCA
〒530-0026 大阪市北区神山町11-12
TEL:06-6361-0838 FAX:06-6361-2997
担当:中山
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