YWCAは、一人ひとりを大切にする平和な世界の実現をめざして、年齢や性別、個人の持つ背景に関係なく多様な人が集い活動しています。ここでは、多々ある大阪YWCAの活動での活動の中でも、その人がありのまま自分らしく生きることを応援し、共に楽しみ、学ぶ活動を一部ご紹介します。
◎むらさきつゆくさの会
“視覚障がい者の生け花講座”で…心ゆたかにボランティアをしませんか。
【活動日】毎月1回、第2または第4火曜日 9:30〜11:30
「むらさきつゆくさの会」は、大阪YWCAの活動の一環として、未生流(みしょうりゅう)中山文(ぶん)甫会(ぽかい)のご支援を受け、1994年6月に誕生した視覚障がい者の為の生け花講座です。花とのふれあい、そして人との交わりを大切にし、昨年25周年を迎えました。当初からご指導頂く中山高甫先生と山野一甫先生を中心として現受講生8名、ボランティア9名で月1回和やかな時間を過ごしています。5年毎に開催する『手でみるいけばな』展では「心の目でみるいけばな」をテーマにして多くの方に、花を生けている姿や、作品を見て活動を知っていただくと同時に皆さんにも花との語らいを体験していただいています。
◎点字子ども図書室
視覚障害のある子どもたちに読書の機会を広げたい
【活動日】毎週月曜日、木曜日
シャロン千里の1階こども館に約50名のボランティアが集まり、自宅で製作した児童書の点訳原稿の読み合わせを2名一組で行っています。また週2回、ファックスや電話、メールで寄せられるリクエストに応え、全国の利用者から貸出依頼された点字本の発送作業を行っています。 視覚障害のある子どもたちに読書の機会を広げたいと活動を続けて37年になりました。最近では個人の方から資格取得に向けた過去問題集の点訳を依頼されたり、近隣の小学校からの団体貸出依頼があったりします。 全国で唯一の子ども向け点字図書館として、今の規模と活動を維持していきたいとボランティア一同願っています。
◎手話サークルK n o t
手話を全く知らない初心者から、ベテランまで全ての方にお楽しみいただく
ためにも「勉強のようなおしゃべり」の場を目指しています。
【活動日】毎月第1、第3金曜日 19:00〜20:30
手話サークルKnotの魅力はなんといっても、熟練度に応じたクラス分けです。 ・手話の楽しさに触れる「超入門」 ・声ありでゆっくり進める「入門」 ・声無しでゆっくり進める「初級」 ・ネイティブ感覚で会話を楽しむ「中級」 以上のように、それぞれのクラスできこえないスタッフが筆記による通訳も交えて丁寧にサポートいたします。気楽に手話を学びたい方は、是非遊びにいらしてください!
◎グループパレット
仲間との出会いや、交わりの輪を広げよう
【活動日】毎月1回 日曜日
1981年に、知的ハンディキャップを持つ女性の余暇活動と仲間作りを、との主旨で「生活学校」がスタート。その後1987年には「グループパレット」と改名し、ハンディの有無に関わらず一人ひとりが共に活動する仲間としてグループを運営しています。現在は14名のメンバーがいます。クッキングやゲーム大会、動物園や一泊旅行等々…行ってみたい場所や、やってみたいことについて意見を出し合い、活動内容もみんなで決めるので安心です。様々な活動を通していろんな体験をし、生活の舞台を広げています。 |