2007年8月22日(水)〜24日(金)、大阪青凌中学の「国際交流ワークショップ」が琵琶湖畔で開催され、その企画を大阪YWCA国際部が担当しました。中学生90名に、海外8か国からの高校生11名が合流。中学生の国際交流体験と、生きた英語学習が目的です。ネイティブ講師5名とボランティアリーダー11名でチームを組み、リーダーが中心となって練り上げた3日間のプログラム。最初は緊張気味だった中学生も3日目には笑顔、そして感動の涙なみだのフィナーレを迎えることができました。
合言葉は「ENJOY! SMILE! CHALLENGE!」
リーダーの私にも最高の思い出!
合宿の期間中、大好きなはずの英語が何度か嫌になりそうになりました。普段大学で勉強する英語とは違う、“中学生が理解できる英語”を使おうと心がけながらもなかなか上手く表現できなかったり、海外からの高校生やネイティブ講師の英語が理解できず生徒に伝えられなかったりと、今まで味わったことのない歯痒さも味わいました。そのとき心の支えとなったは、周りのリーダーの存在でした。
生徒が英語を自発的に話すようになるのは、とても大変なことでした。キャンプ前半では話すことや目を合わすことすらほとんどなく、海外からの高校生、リーダーそして生徒自身、きっと歯痒かったことでしょう。それでも中盤くらいからは、リーダーが用意した便利フレーズ集などを見たり、ジェスチャーを加えたりしながら、何とか話したい!という生徒がどんどん増え、最後には、自分の好きな音楽について語り合う姿も見られるようになりました。
今回の合宿の主役は中学生。この合宿は、生徒にとっていい経験になったと確信しますが、同時に私にとっても、本当にいい経験になったし最高の思い出になりました。もし機会があれば、また参加したいです。
(ボランティアリーダー 岡本 裕衣) |