大阪YWCAは、女性のエンパワメント、子育て支援、またNGO/NPOリーダーの育成、国際交流等の社会貢献活動をしています。

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大阪YWCA機関紙(2020年3・4月号) アーカイブ一覧へ
大阪YWCAでは機関紙を年8回発行しています。
抜粋して内容をご紹介します。
イースターメッセージ「復活の主の恵み」
全国カンファレンス&世界YWCA総会報告 中高YWCA3校との交流
日韓YWCA 日韓ユースカンファレンス報告
ミソジニーと日韓#MeToo運動 ―東アジアの女性たちの連帯に向けて
YWの窓 女性エンパワメント推進チーム・平和環境部 共催(1/18)
少女たちにとってのセーフスペースって?〜少女の人権に関する現状と課題〜
笑顔いっぱい!〜日本語学科の新しい試み〜 旧正月のお祝い

イースターメッセージ「復活の主の恵み」

 イースター(復活節)はキリスト教会では主イエス・キリストの復活を覚えてお祝いをするとても大切な日です。イエス様は私たち人間の持つ罪の身代わりとして十字架に架けられて死なれました。しかし、神様は御子イエス・キリストを死に繋がれたままにはしておかず、復活させてくださいました。死とそれに対する恐怖はキリストの前ではもはや何の力も持たない事を知らされました。イエスを私のキリスト(救い主)と信じる者には、キリストにあるこの命が約束されていると聖書は語ります。
 今私たちの住むこの世界では、ある日突然自然災害が起こるような事が続いています。また世界のどこかで戦争をしています。それだけでなく、日々の生活の中では突然の事故や事件、理不尽な出来事が起こり、その前で困惑し、不安な日々を過ごすことがあります。知らないうちに自身や身近な人が重篤な病気になっていたり、計画とは程遠い事態になったり等々、そのどれかに私たち自身が遭遇してきているのではないでしょうか。
 私も癌の宣告を受けた時から、ずっと死が身近なものになりました。引越しする先々で大きな地震に見舞われましたが、今回はその時よりさらに死が近づいてきていました。それまでは死の不安を抱えている人と話している時に、その魂が死んで終わってしまうという恐れと空しさ、悔恨、恐怖に苦しみ、特に自身の罪が走馬灯のように思い出されて苦しんでおられる方々を見て来ました。私の力ではどうする事も出来ませんが、ただイエス様の約束された命について伝えて励まし、共に祈って来ました。ある方々は穏やかになっていかれました。しかし、今度は自分が死ぬことについて現実的に色々考えさせられた中で、イエスご自身を聖書と祈りと讃美歌によってあらためて知り、感じました。
 人は死で終わりなのではなく、永遠の命が約束されていること、この罪 深い者を、キリストが贖って下さった事の意味が、今まで以上に体験となって私のものとなりました。主イエス・キリストは十字架で死なれましたが、三日後に復活されました。この方を信じる者は救われます。とても単純ですが、とてもありがたく、喜ばしいことです。手術を無事に終え、元気になった今、復活の主が共にいて下さる事に日々感謝しています。この復活の主イエスの恵みが、多くの人々の上にありますように。

岡本聖美(日本基督教団 大阪東十三教会 担任教師)

全国カンファレンス&世界YWCA総会報告 中高YWCA3校との交流

 1月11日(土)、大阪YWCA本館に、土曜日の授業を終えた制服姿の中高生が続々と集まりました。昨年8月に広島でもたれた、中高YWCA全国カンファレンスの話を聞かせて!の依頼に応え、大阪女学院・梅花・プール学院の在阪3校から中高生17人と顧問の先生5人が大阪YWCAを訪ねて下さったのです。  

 まずは金志映(ちよん)会員のリードによるアイスブレイク。世界YWCA発行の『若い女性のリーダーシップ養成ガイド RISE UP』より、大きな輪から1歩ずつ近づいて自己紹介をするワーク。続く『人間知恵の輪』で手を繋いで入り乱れると、初対面も和気あいあいです。座席に戻ると、まずプール学院中高YWCA顧問で日本YWCAの中高YWCA委員長でもある松原恵美子会員が、2泊3日の全国カンファレンスの概略を説明。中国と韓国のYWCAから計5人のユースが参加したことも紹介されました。

 いよいよ3校の中高生による報告。それぞれ学んだことや心に刻まれたことを語ってくれました。         
 「命が続く限り話さなければ‥」という、92才の被爆証言者・江種(えぐさ)祐司さんの思いに触れ、「今後実体験を聞ける機会が減っていく。聞いた私たちが、つらい体験を話して下さった方の思いも受け継いでいかなければ」「当たり前に平和が続くと思わず、原爆の経験を学び伝える努力をしなくては」など、決意を語ってくれました。避難先で助けられた経験から、「手助けは美しい。優しくしたことは忘れても、優しくされたことは忘れてはいけない」と話された韓国人被爆者の言葉に感銘を受けたと話す生徒さんも。   
 呉を訪れた参加者からは、「海軍カレー、戦艦大和、『永遠のゼロ』など、若い人の戦争イメージが変わりつつある。世界の動きに若い自分たちが関心をもち、平和な世界を作っていきたい。」との声も聞かれ、「考えることを放棄してはいけない」というメッセージを深く受け止めていることに頼もしさを感じました。      
 司会を務めたユース会員の、「中高生の深い学びと立派な発表にびっくり! 大人になって学ぶのもいいけれど、学生の時に仲間と共に学べるのは素晴らしい!羨ましい。」の言葉も印象的でした。    7
 手作りケーキのお茶タイムの後は、神戸Yの福田百(もも)会員と京都Yの山田咲希会員による世界YWCA総会[昨年11月南アフリカ]報告。多種多様な国・地域からのメンバーとの出会いや、日本のユースで担当したワークショップのことなど、中高生も大いに触発されたようで、終了後に「どうしたら世界総会に行けますか?」と、真剣に質問に行く姿が眩しかったです。 

(会員 雀部 真理)

日韓YWCA 日韓ユースカンファレンス報告
ミソジニーと日韓#MeToo運動 ―東アジアの女性たちの連帯に向けて

 2020年1月17日から20日に韓国のソウルにて行われた「日韓ユースカンファレンス2019」にユースメンバーとして参加をしました。今回のカンファレンスのテーマは「ミソジニーと日韓#Metoo運動―東アジアの女性たちの連帯に向けて」です。4日間を通して日本・韓国からの参加者39名が、両国の過去から現在までにおけるミソジニー(女性蔑視)や#MeToo運動について学び、考えました。
 1日目は「韓国女性ホットライン」人権文化局局長ジョ・ジェヨンさんの基調講演を聞き、その後日韓それぞれのナショナルレポートの発表を行いました。2日目はフィールドワークで「ヨギジェンダー平等図書館」、「戦争と女性の人権博物館」と韓国YWCAの資料館を訪れ、韓国の近年のジェンダーを取り巻く現状や第二次世界大戦における従軍慰安婦の問題等について学びました。また3日目、4日目にはグループディスカッションと全体でのディスカッションを行い、フィールドワークで感じたことを共有し、またこのカンファレンスを受けて今後両国の参加者が実践していきたい「アクションプラン」について話し合いました。
 日韓関係について様々な報道がされる中、実際に韓国に足を運び、韓国のユースメンバーたちと両国の歴史について向き合い、また現代の共通課題であるジェンダー問題について話し合った時間は大変貴重なものでした。今後も、このカンファレンスで学んだことを発信し、出会ったユースメンバーたちと連帯しながら活動を進めていきたいです。

(職員 上野 優歌)

YWの窓 女性エンパワメント推進チーム・平和環境部 共催(1/18)
少女たちにとってのセーフスペースって?〜少女の人権に関する現状と課題〜

 あったかいは大阪弁では「ぬくい」。そこから名付けられた「ぬっくハウス」は、主に10代後半の女子を対象にしたシェルター(緊急避難場所)です。国際ガールズデイにちなんで、「NPO法人子どもセンターぬっく」理事長の森本志磨子弁護士からお話しを聞く機会を持ちました。
 森本さんは、自動養護施設出身者の自助グループCVVの支援を皮切りに週末里親をし、2016年には貧困、虐待、予期しない妊娠などのさまざまな事情により、安心安全に生活をする場を失った子ども達の緊急避難場所「ぬっくハウス」を立ち上げました。
 お話の中で「ことばを発しない子」「誕生日ケーキに涙する子」「夢を語れない子」などなど幼児期に、育ちに必要な「安心安全」=「ぬくい」場を持つことが出来なかったこども達の姿が紹介され、「ぬっく」が大きな役割を果たしてることが実感できました。
 妨げられた子ども達が自尊心を持ちエンパワーするためには、根気強い長期的な支援が必要です。そのため2020年4月に新たに自立を支援する施設を開設されます。モデルになったのは京都YWCAの自立援助ホーム『カルーナ』だそうです。私達も何か具体的な支援ができないかと考えていると、Yの先輩会委員のお一人から「ぬっく」のボランティア養成講座に参加したよ!と素敵なメールが届きました。

(会員 辻川 さとみ)

笑顔いっぱい!〜日本語学科の新しい試み〜 旧正月のお祝い

 日本語学科では、旧正月を祝う国からの留学生が増えています。毎年、旧正月が近づいてくると学生たちからは「お正月なのになぜ授業ですか?」「お正月なのに何もない!」などの声があがります。
 これまで2年に1度、ホームカミングデーを行ってきましたが、連絡先が変わっている、すでに帰国しているなどの理由で卒業生に連絡をとることが難しくなり、参加者は減少。
 卒業生との交流が難しくなった今、在校生に喜んでもらえることをしてみようということで、今年度はホームカミングデーの代わりに、旧正月を祝うプログラムをお昼休みに行うことにしました。
 旧正月を祝わない国、また旧正月の日がもう少し先という学生も在籍するため、皆が楽しめるように、ささやかですが、様々なスイーツと写真スポットを準備しました。
 当日、準備したスイーツはあっという間になくなり、学生たちは写真を撮って、大にぎわい。たくさんの笑顔を見ることができました。参加して下さった先生方と、国のお正月について話をしていた学生もおり、留学生にとって旧正月が重要な祝日であることを改めて知ることができた1日となりました。

(職員 藤田 実余子)

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