その他
"日本語教師になるまで"」ストーリー
◎タイで活躍
Mさんの場合
Mさんたち63期生は40人という大人数。同期の連帯感も強く、全員無事修了されました。
講座修了後もMさんの日本語教師を目指す志は半端なものではありません。将来本格的なプロとして活躍する教師になるために、夫と子どもの協力を得て、今年の7月から国際親善文化交流協会(IFCA)の日本語教師海外派遣プログラムを通じ、タイの国立大学で日本語を教えています。町はタイの東北地方。珍しい日本人にみんな声をかけてくれます。今は、10月から始まった後期授業開始のため、教案・教材の作成に悪戦苦闘の毎日を送っています。
◎中国帰国者との出会い
Yさんの場合
昼間は仕事をもちながら、約2年間夜の講座に熱心に通われたYさん。修了後、日本語教育能力検定試験や大阪YWCA日本語教師会の入会試験を受験するも、あえなく不合格となってしまいました。厳しい日本語教師への道を実感することとなり、自信を失いかけていた頃、「中国帰国者のための定着促進センター」のボランティアを勧められました。ものはためし、ということで始めたボランティアでしたが、初めての帰国者との出会いはその現状や問題に触れるにつれ、深い感銘を受ける、貴重な体験となりました。その後、この出会いがきっかけとなり、ふつふつと「日本語教師になりたい!」という思いが再燃、猛勉強を開始しました。翌年、検定試験と入会試験に再度チャレンジしたところ見事合格!!ついに念願の日本語教師の仕事を手に入れることができました。
今も忙しい仕事の中、ボランティアも続けています。
日本語教師への道は厳しいですが、あきらめずどんなことでもチャレンジ精神をもって進んでいくことが成功の秘訣といえそうです。
(職員)