大阪YWCAは、女性のエンパワメント、子育て支援、またNGO/NPOリーダーの育成、国際交流等の社会貢献活動をしています。

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大阪YWCA機関紙(2010年10月号) アーカイブ一覧へ
大阪YWCAでは機関紙を年9回(4/5、12/1、8/9月が合併号)毎月1日発行しています。
抜粋して内容をご紹介します。
提言「非暴力社会の実現を DV被害女性の自立支援」
ここにYありL 新潟YWCA
現代社会のホームレス化〜人はひとりでは生きられない〜
ぶどうの木 8月15日の映画
YWの窓 国や人権を超える架け橋に
クローズアップ「素の自分に戻れる場所」
専門学校あれこれ ランゲージコース韓国語
はじける!会員研修

提言「非暴力社会の実現を DV被害女性の自立支援」

 私たちNPO法人いくの学園の活動は、「夫の暴力から逃げることの決断の相談」から始まります。@生活場所の確保A経済生活の基盤作りB心と体の健康回復への道の確保C離婚・親権など法制度D子どものケアと加害者との面会問題が相談の内容で、全てが自立に向けての課題です。「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(いわゆるDV法)の前文には「自立支援の体制の整備」が謳われていますが、具体的施策の規定はなく、被害女性当事者の困難は山積しているのです。
 昨年11月、私たちは、「被害女性当事者が求めている真のサポートとは自立支援である」という、これまでの活動からの気づきに立ち、482名の当事者の声を聴いて調査報告にまとめ、合わせて立法改正も視野においた提言を発表しました。自由記述欄を多く設け、困難の実態をリアルに把握。施策に反映されることを期待して回答された当事者に答えるため、立法・行政に対し、具体的事実を踏まえた働きかけをしています。被
 害者の声を立法府・行政が受けとめることは、暴力容認の社会に対する最大の啓発であり、非暴力社会実現の重要な柱なのです。
@住まいの確保
・現状の「避難期間原則2週間」では自立準備の課題解決の目途も立ちません。直ちに是正が必要です。
・公営住宅への優先入居制度を創設・拡充、民間借家の家賃助成の制度化を求めます。
A経済生活基盤作り
・生活費を得るには仕事の確保・保育所の確保・公的手当の受給が必要です。離婚前に無職だった人が多く、就労には困難が伴います。離婚前でも生活実態に合わせて「母子家庭対象の就労支援策」の対象にし、児童扶養手当も支給すべきです。(法改正必要)。
B病気の治療・健康の回復
・夫の身体的・精神的暴力で、被害者は健康を害しています。夫からの暴力を何度も思い出す、死にたいと思うとのPTSD症状を示す被害者は半数にも及びますが、全く治療していない人が2割。保険証を使うと居場所がバレるなどの理由が挙がっています。被害者への無料・格安の治療制度を創設を求めます。
C離婚・親権などに関わる法制度の利用
・DV法の保護命令(接近禁止6ヶ月・退去命令2ヶ月)の期間を延ばすべきです。
・司法支援センターの弁護士費用立替金の支払猶予・支払免除制度を普及させる必要があります。
DDV家庭に育った子どものケアと加害者父との面会
・未成年の子のうち約85%が母と逃げています。子どものメンタルヘルスに対応できる支援を十分保障すると同時に、米国のような安全な面会センターの創設が望まれます。

 渡辺 和恵 (NPO法人いくの学園理事長・弁護士)

ここにYありL 新潟YWCA

 会員30人足らずの小さなYWCAは小回りが利き、一つの委員会で全てが決まり実行に移されます。会員の80%がクリスチャンで、集会は聖書研究会と社会問題の勉強会が中心です。柏崎原発はいつも視野にあり、市民運動と連携して動きます。今は原発のゴミ問題に注目し、使い終わった燃料の行方を追っています。学習以外に短い旅行や料理を楽しみ、手芸や讃美歌を歌う会で親睦を深めています。何時、何処からでも参加できるオープンな会です。
(文と写真/新潟YWCA)

現代社会のホームレス化〜人はひとりでは生きられない〜

 6月17日大阪YWCA千里を会場に、20年以上ホームレス支援を行い、NHK『プロフェッショナルの流儀』にも取り上げられた奥田知志氏による講演会が行われた。氏は、「ホームレス」とは、「家(ハウス)」や「仕事」を失っただけではなく、ホームと呼べる「人との絆」を失った人である、と考える。ホームレス支援から見えてきた時代のホームレス化、「助けない」と突き放す自己責任論。決して別世界の問題ではなく、私たちの身近な問題であることが見えてくる。
ホームレスって誰のこと?
 一般には「野宿者」を意味する。政府も「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所とし、日常生活を営んでいる者」(ホームレス自立支援法)と規定している。が、ホームレスとは単に家を失っただけでなく、家族や故郷を失った人たち、戻るべき家庭や故郷がなく、人との関係性を失い、その結果不安定な生活をせざるを得なくなった人々のことである。一年以上、家族や親族と連絡を取っていないホームレスの人々が約70%という厚生労働省の調査結果がある。
 85年の労働者派遣法、90年代の不況時の失業、99年の派遣法改正による雇用形態の変化により、多くの人が路頭に迷うことになった。
 多少の収入はあるが住居を持てないホームレス予備軍と呼ばれる人たちは、生活保護、債務整理、年金、雇用保険、不動産などの生活に関る知識を得ることで、ホームレスにならずにすむ。
若者たちと自己責任論
 昨今は20代、30代のホームレスが増加。移動型(今日は野宿、明日は派遣)で家族と連絡がとれる状態にもある。彼らはなぜ帰らないのだろうか。
 ここ15年くらい「自己責任論」が多くの人、特に困窮状態におかれた若者たちを苦しめている。「その人が抱える困窮状態の原因も、またその解決もすべては本人の責任」というのが、自己責任論者の言い分だ。一見本人を叱咤激励しているようで、実のところは社会の側が彼らを助けない口実に過ぎない。すべてを「自己責任論」で片づけるのなら、社会も国家の存在も否定することになる。政治家が自己責任論を口にすることは、自己の存在根拠を否定するに等しい。
 自己責任論の社会では、「時代が悪い」「社会が悪い」と口にしたら最後、「そういうお前はどうだ」と突っ込まれる。自分の弱いところや悪いところが暴かれるのを恐れて、若者たちは自己責任論へと自ら逃避する。「自分が悪い」と言えば、もうそれ以上追求されはしないからだ。
 自己責任論の中で育った彼らは、こんな姿では帰れない、親に心配かけたくないという気持ちや、物理的には帰るところがあっても絆が切れているため、いざという時に助けを求められない現実がある。その結果自分を見失う。生活保護申請に行こうと誘っても、50代のホームレスはすぐ行くが、若者はもう少し頑張ると言って半年がたってしまう。
 自己責任論が横行する社会。しかし、人は一人では生きていけない。困窮している人が切り捨てられず、どんな生命をも等しく尊ぶ社会の形成が求められている。
ホームレス支援から見えてきたもの
 野宿の人たちがアパートや部屋を得ても、そこにポツンと座っていたら、路上生活者と同じ「ホーム」という問題が残る。関係性や絆を失ったのがホームレスだ。
 家があっても帰るところのない子どもたち。親や兄弟から心配されていない状態は「ホームレス」だ。住居を得てハウスレスは解消されてもホームレスは解消されない。
 血のつながりだけが家族なのか? 社会的な親や兄弟、家族があっていい。新しい社会を創造していく可能性を追求しよう。

いざとなったら あやまろう
いざとなったら
助けてと言おう
いざとなったら
もうあかんと言おう
助けてと言った日が、
助かった日

(文責/編集部)
参考書籍 『ホームレスと人権』九州ホームレス支援団体連絡会編  
*奥田知志さんプロフィール
 おくだ ともし
 日本バプテスト連盟 東八幡キリスト教会牧師、 NPO法人 北九州ホームレス支援機構理事長
 学生時代に訪れた大阪市・釜ヶ崎(あいりん地区)の日雇い労働者の現状に触れたことをきっかけに、牧師の道を歩み始める。
若者たちよ
大人たちが作り上げた自己責任論に呑み込まれてはいけない。
どんなに「楽だ」と思えても自らそこに逃避してはならない。
人間には責任がある。
しかし、同様に社会にも責任がある。
そして所詮どちらも正しくない。
それが現実なのだ。
自分一人、責任を負うのは止めよう。
君の責任を負うためにイエスは十字架を負われたのだ。
「自分が悪い」ということで社会の批判はかわせても、君には何の意味もない。
若者よ、自己責任論に逃げてはならない。
勇気をもって、自己の責任と共に社会の責任を同時に追求しよう。
*    *
東八幡キリスト教会HP『牧師の言葉より』
抜粋・構成 編集部

ぶどうの木 8月15日の映画

 高槻日吉台教会で8月15日の礼拝後、平和映画会があり私ははじめて参加した。ドイツ映画で07年アカデミー外国語映画賞を受賞した「善き人のためのソナタ」だった。
 人知れず他人の生活や思想を監視し、時の権力者に密告する人間の心と行動の変容が描かれた作品である。多くの人が救いの無い状況に呑み込まれる時代だった。けれどこの密告者は文学や演劇や音楽によって自分の心の中を見つめ直す機会を得た。密告者が盗んだ本に読み耽る場面や盗聴してピアノに聴き入る場面が印象的だ。密告者の虚偽報告のお陰で作家は生き延び、新たな一冊を生み出す。
 想いを文字に託して綴る「書物」の意味や読んで思索する「読書」を再認識する映画でもあった。
(会員 村川 京子)

YWの窓 国や人権を超える架け橋に

 YWCA千里を拠点に活動するブリッジズは、正式にはBridges to Osakaと言い、「初めて大阪に来て西も東も分からない外国人の架け橋となれるように」という願いが込められている。95年のスタートから現在まで、この精神は変わらない。
 過去15年間、韓国、オーストラリア、アメリカを始め世界中の様々な国の人が参加している。イベントを通して日本の文化を紹介し、英語を媒体として参加者とコミュニケーションを図る。平日は主に主婦、週末は仕事を持っている人達が集まる。
 初めて訪れた国で受けるカルチャーショック。言葉の壁は厚く、日本人と上手くコミュニケーションが取れず孤立してしまう人も少なくない。日本にはそのような人に手を差し伸べる社会的システムはなく、その点でブリッジズの担う役割は大きい。ブリッジズに出会うと、異国の地で自由に意思の疎通が図れる喜びを感じる。それまで全く会った事もなかった人達も、イベントが終わる頃には、言語や人種の違いを越え気持ちが通じ合う。そして参加者の間で個人的な交流が生まれる。リピーターが多い所以がそこにある。
 コミュニケーションが希薄になっている昨今、日本でも引きこもりなどが大きな社会問題になっている。ブリジッズは人と人との繋がりの大切さを私達に教えている。国を越え人種を越え人が手を繋ぐ時“和”が生まれる。それが15年間ブリッジズの根底に流れている理念である。 
(会員 田中 真砂子)

クローズアップ「素の自分に戻れる場所」

 四国最南端 足摺岬の少し北にある小さな美しい白浜、大岐の浜にある家族経営の素朴なリゾート宿「海癒(かいゆ)」。
 肌をまろやかに包むお湯の温泉。食べると体が喜んでいるのが分かる、自然からの恵みをいただいていることが感じられる美味しい食事。温かいおもてなし。遠来のゲストとの心温まる、時には刺激的な交わり。海や川で自然を満喫。
 都会で疲れている方、忙しすぎる方、自分を取り戻しに行って見ませんか?
http://kaiyu-inn.jp/  
(会員 津戸 真弓)

専門学校あれこれ ランゲージコース韓国語

 私は在日4世です。幼稚園から朝鮮学校に通い、朝鮮語を学んできました。この春高校を卒業し韓国に留学したいと思い始めたのですが、あまりにも突然すぎたので少しの間日本で韓国語の勉強をしようと決め、いろんな学校を探しました。どこの学校でも上級のクラスを選択したのですがレベルが合わず、母の友達が通っていたYWCAを紹介されました。その友達はすでに韓国語能力試験6級(*)をもっていて、その人の言うことなので一度行ってみようと思いました。通常のクラスを1回体験できる「まるごと体験」に参加してみると、教科書の内容もしっかりしているし、なんと言ってもネイティブスピーカーの先生の言葉がとてもキレイでマネしたい!と思える韓国語で、すぐに受講を決めました。
 授業はリスニング、スピーキング、ライティングすべてレベルが高くて満足です。宿題もあり、とても勉強になります。わからない事があればひとつひとつ丁寧に教えてもらえるので質問するのが楽しく、またクラスメイトのみなさんもとても熱心で見習うところがいっぱいです。
 私はこれから先生のような優しくて美しい言葉で在日の存在を世に知らせることができればと思います。そのためにも、10月から韓国に行き、韓国の現状や文化を感じ大きく成長できるよう努力します。
(*)韓国語能力試験6級
初級(1・2級)、中級(2・3級)、高級(5・6級)および実務の7レベルがあり、クラス別の合否判定は韓国政府(教育科学技術部)による公式認定。  

はじける!会員研修

 8/28(土)に所佳子会員が園長を務めるくるみ幼稚園(宝塚・仁川)を会場に会員研修を行った。
 簡単な自己紹介の後、会員たちが小学3年生になりきり、国際部の開発教育研究会によるワークショップを体験。子どもらしからぬ受け答えにファシリテーターもタジタジ、「皆さんは小学3年生ですよぉ!」。青少年部の「猛獣狩り」ゲームでは自分たちに都合よくルールを変え、自身が猛獣ぶりを発揮した。子どもプログラムを疑似体験し、大阪Yの提供しているプログラムの楽しさを実感。最後に会員持ち寄りの手作り料理とバーベキュー、ビールでこの夏の猛暑を吹っ飛ばし、参加費の中から募金もできた会員研修でした。
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