大阪YWCAは、女性のエンパワメント、子育て支援、またNGO/NPOリーダーの育成、国際交流等の社会貢献活動をしています。

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大阪YWCA機関紙(2013年12 ・1月号) アーカイブ一覧へ
大阪YWCAでは機関紙を年8回発行しています。
抜粋して内容をご紹介します。
子どもの虐待を防ぐ〜まずお母さんを支えハッピーに〜
クリスマスメッセージ 星を道しるべに
9条世界会議関西2013
YWの窓「パレスチナでのホームステイ」
3市YWCA交流会
大阪の教会(4) 大阪カテドラル聖マリア大聖堂 カトリック玉造教会

子どもの虐待を防ぐ〜まずお母さんを支えハッピーに〜

 YWCAが私に教えてくれたこと、それは「神はすべての人が幸せに元気に生きることを願っている」ということ。このことを実現するには、“幸せな子ども時代”が必須です。人生の土台である子ども時代を、虐待のない平和で愛情にあふれた日々にしていくことは、親だけでなくすべてのおとなの責任です。

 虐待を予防し、早期に対処するために大切なことは、保護者を、特に母親を孤立させないことです。まずはおかあさんがリラックスして、ハッピ―な状態にあること。女性のエンパワーが、子どものエンパワーを可能にするのです。
 大阪YWCAでは長年、この考えのもとに子育て支援の講座などを実施してきました。2010年からは、女性エンパワメント部<当時>と社会福祉法人大阪YWCA大宮保育園との共催で、「地域における親子のDV&虐待の予防とケアへの総合的取組み事業」を実施。またシャロン千里子ども館では、「親子でイキイキ リレイションシップ」などに力を入れています。
 今年10月6日には、大阪Yで、「虐待防止と早期発見〜子ども虐待予防とケアの支援者トレーニング・基礎コース」を開催。ステップハウス委員会と大阪YWCA大宮保育園の共催で、保育士、教員、民生児童委員、支援団体の専門家対象の一日集中研修でした。
 前半は、講師の西澤哲さん(山梨県立大学教授・子ども虐待防止学会理事)による、児童虐待の現状等についての講演会。
 後半のワークショプでは、@虐待予防や早期発見において保育園のもつ可能性と役割。虐待がもっとも起こりやすい乳幼児期で、送迎にくる親と毎日接点がある、親支援ができる場である、などを自覚して、A虐待への敏感さをもつ、気づいたら、園内でかならず相談、B虐待対応チームをつくる、C親支援(おかあさんへのハッピースタディーズなど)の実施D中学校区レベルでの幼保小中学校の連携の重要さ。
 大阪YWCAの特徴をさらに生かして、多文化にルーツをもつ女性や子どもへの支援も含め、総合的な取り組み(ホリスティック・アプローチ)がますます必要とされています。これからも多様な関係者や機関と協力しながら、「幸せな子ども時代」のために力を合わせていきましょう。
 最後に、女性エンパワメント部と大宮保育園が協力して作った冊子より、一部転載します。

  『おかあさんが幸せで元気に生きていると、子どもは必ず、幸せで元気になります。それくらい、子どもは本当に、おかあさんが大好きなのです。
 そして、「幸せな子ども時代」を生きた人は、おとなになっても、自分らしく、幸せに生きていくことができます。
 あなたの子どもたちが、幸せな子ども時代を生きるためにも、まずは、おかあさんから幸せに元気になりましょう。
 あなたはひとりぼっちではありません。私たちがいつも一緒にいます。』

(金 香百合 HEALホリスティック教育実践研究所所長
大阪YWCAステップハウス委員会顧問)

クリスマスメッセージ 星を道しるべに

 子ども達に大人気のアニメ『アンパンマン』の作者、やなせたかしさんが今年亡くなりました。実は、この『アンパンマン』とイエス•キリストには、いくつかの共通点があります。
 アンパンマンは元気を無くしている友達に自分の顔をちぎって、相手を助けます。イエス様も似たことをしています。伝道活動で村々を歩き回り疲れていても、大勢の民衆が自分の前に集まっている光景をみると、無視することなく数少ないパンと魚をみんなに分け与えて一緒に食事をしました。有名な最後の晩餐でも、パンをさいて弟子たちに分け与えています。どんなに忙しくても疲れていても、自分の身をけずって助けを求めている人のために活動し、一緒に食事をするのです。また、彼らの誕生場面も似ています。アンパンマンの誕生シーン…ご存知ですか?
  ジャムおじさんは、命をもったアンパンを作りたいと願い研究していたある日、流れ星が大量に降ってきてパン工場に流れ込み、アンパンマンが誕生します。ジャムおじさんもバタ子さんも、その流れ星に導かれて工場へいき、アンパンマンと対面します。一方、イエス様の誕生時にも、星に導かれてイエス様の元に来た占星術の博士達がいました。
 最近は、クリスマスの季節になるとイルミネーションで家を飾る人が増えてきました。あのキラキラは、イエス様が誕生したという喜びだけでなく、星を表しているのかもしれません。クリスマスツリーのてっぺんにも星を飾りますが、あれは先ほど述べた占星術の学者が導かれた星を表しています。星に導かれて辿り着いた所には、私たちの救い主であるイエス様が。ジャムおじさんとバタ子さんが星に導かれて出会ったのはアンパンマン。イエス様もアンパンマンも私たちに笑顔を与えてくれる存在です。
 私たちが道に迷ってしまった時。何かの決断を迫られた時。この先、どうすれば良いのか分からなくなってしまった時。「ここに来て!」と言って輝いている星を思い出してください。そして、導かれて辿り着いた先にいるイエス様に助けを求めてください。イエス様は、迷い悩んでいる私たちを温かく迎えてくださいます。そして、そっと道しるべを与えてくれるはずです。アンパンマンのようにね。

(今井このみ 日本基督教団希望ヶ丘教会担任教師)

9条世界会議関西2013

 「9条世界会議関西2013」は、10月13日の関西大学での「9条国際会議」に500人が参加、14日の大阪中央体育館での「記念集会」には5000人を超える人が集まった。大阪YWCAと日本YWCAは14日の中央体育館前にブースを設け、日頃の憲法を守る取り組みを紹介し、他団体の活動からも刺激を受けた1日となった。

 13日の国際会議では、共同代表の池田香代子さんが開会の挨拶、関西大学教授の高作正博さんが憲法9条をめぐる情勢について基調報告を行い、「9条を守る運動を大阪から全国に波及させなければ」と訴えた。その後,ジーン・マイラーさん,(アメリカ 国際民主法律家協会会長)、アン・ライトさん(アメリカ 元陸軍大佐、外交官)君島東彦さん(立命館大教授)、イ・キョンジュさん(韓国 インハ大教授)がそれぞれ発言。9条が世界から注目されていることが明らかになった。
 14日の記念集会では、吉岡達也共同代表の挨拶のあと、4人の海外ゲストが発言。中でもベルハッセン・エヌーリさん(チュニジア 弁護士)の「9条とは普通の国民が裁判所に求めることができる平和です。戦争の是非の判断と参戦の差し止めを裁判所に求めることができる。それは他の国にできないことです。去年9条の存在を知り、研究会を法律家で立ち上げた。現在チュニジアは新憲法を制定中で、そこに9条を入れるよう運動している」という発言に、9条のもう一つの価値を教えられたように感じた。そしてローラン・ベイユさん(フランス 弁護士)が「法というのは不可分の一体を成しており、一部への侵害を認めてしまえば他の侵害も認めてしまう事になる。日本の9条が無くなれば世界の平和への脅威になるということだ。9条が平和の国際法というべき模範であって、9条を世界に広め、他の国の憲法に書き込む事が必要だ。9条の廃棄は国境を越えて戦争に向かう道を開くだけである。その刃は他国の人だけでなく、やがて日本人にも向かうことになる。平和のために,文明の否定する時代に逆戻りさせないために、人類の希望へ向かう道を共に歩もうではありませんか」と95歳の元レジスタンスの闘士は力強くしめくくった。

(文責 編集部)

YWの窓「パレスチナでのホームステイ」

 パレスチナのYMCAとYWCAが行うオリーブ収穫ツアーに参加し、ベツレヘムに近い町、ベイトサフールのご家庭に1週間滞在しました。
 人生初のホームステイ。パレスチナに来たのも初めて。最初は不安でしたが、ホストファミリーに笑顔で迎えられ、素敵な古い石造りのお家に到着してすぐ、そんな不安は消え去りました。坂の中腹に立つ家の大きな窓からは、ベイトサフールの町が一望できます。遠くにモスクのドームと、教会の塔が並んで建つように見える眺めは本当にすばらしく、異国情緒たっぷりであると同時に、本来そうあるべき平和なパレスチナを象徴しているようにも見え、いつまで眺めていても飽きることはありませんでした。
 一家はクリスチャンで、夫婦と11歳の男女の双子の4人家族。両親ともフルタイムで働き、親戚や友達とのおつきあいも多く、日常は忙しいのですが、ゲストの世話は完璧。教育熱心で、毎晩リビングで勉強する子どもたちに、必ずどちらかが寄り添い、英語やアラビア語を教える姿が印象的でした。 
 朝はモスクからの祈りの声か教会の鐘の音で目が覚めます。「ああ、今、まさに聖地にいるんだ」と実感できるこの時間が、毎朝、楽しみでした。最後の日は涙が出そうになるのをこらえ、抱き合ってお別れ。帰国した今も、素敵な一家が恋しく、再会を心から願っているのは言うまでもありません。

(会員 梅澤 昌子)

3市YWCA交流会

 3市Y(神戸、京都、大阪)の交流会が11月9日(土)に大阪YWCAで開かれました。まずは、大阪Yでおなじみの小澤裕子会長による「大人の社会科」特別編。映画『カサブランカ』を題材とした近現代史は、いつもの淀みない説明に感心しつつ、話に引き込まれるひと時となりました。
 その後は、手作りのケーキとお茶をいただきながらの各YWCAの活動報告。持ち時間10分ではとても足りない様々な事業のアピールがありました。今年90周年を迎えた京都Yは事業への熱い思いを込めた活動紹介・報告を皮切りに、神戸Yからは、活動報告の後に1枚のかわいい憲法シールが各々に配られましたが、配った後に言われた「1枚100円」の一言に会場がどっと笑いに包まれました。大阪Yは着物リフォーム作品を紹介。ベスト、ワンピース、コート等の手作り作品を着た素敵なモデルの登場となり、会場が和んだでしょうか。その後、パレスチナオリーブの木キャンペーンの収穫体験に参加してきた国際部梅澤昌子会員からの報告が行われました。 交流会終了後には、京都Yが毎月行っている憲法9条アピールの9の日行動を扇町公園で行い、YWCA横の居酒屋での懇親会となりました。なぜか自然とシニア(?)とヤング(?)に席は別れ、注文した食事内容もやっぱり違う!のでした。

(会員 梅澤 昌子)

大阪の教会(4) 大阪カテドラル聖マリア大聖堂 カトリック玉造教会

 

 1894年、この玉造の地に聖アグネス聖堂が建てられ玉造教会が誕生しました。その聖堂は戦災によって焼失しましたが、ザビエル来日400年記念の年に建設された聖フランシスコ・ザビエル聖堂に引き継がれ、1963年3月に、現司教座聖堂「聖マリア大聖堂」へと生まれ変わりました。聖堂内の約100個の窓は、ステンドグラスで、イエス・キリストの生誕と洗礼、聖母マリアの生涯、そして小聖堂には日本人に福音を伝える聖フランシスコ・ザビエルが描き出されています。

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