大阪YWCAは、女性のエンパワメント、子育て支援、またNGO/NPOリーダーの育成、国際交流等の社会貢献活動をしています。

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大阪YWCA機関紙(2012年12・1月号) アーカイブ一覧へ
大阪YWCAでは機関紙を年9回(4/5、12/1、8/9月が合併号)毎月1日発行しています。
抜粋して内容をご紹介します。
老いじたく死にじたく
クリスマスメッセージ 神さまのプレゼント−罪からの解放−
クリスマスレシピ グリューワイン
おとなの教養講座
YWの窓「沖縄とつながる−あきらめない”私たち”」
人材育成・研修センター PCMを活用したKey To Meセミナー
改憲反対 大切な1票を平和のために
大阪YWCAへのご寄付は新しい税制優遇制度の対象となります
ここにYあり(31) 大阪の中高YWCA−2 プール学院中高YWCA部

老いじたく死にじたく

  人生の最期を自分らしく締めくくる活動(準備)を「終活」といいます。「終活」の提唱者でもある安田依央さんは、司法書士とう仕事柄、遺言や相続等の人生のエンディングに数多く立ち会ってこられました。
 セミナーなどで、よく受ける質問に「老いじたく、死にじたく」は何歳から始めればいいの? というものがあります。
 この答え、分かりますか?
 たとえば秋の深まりとともに、そろそろ冬支度を、と思うように、「そろそろ老いじたく」の時期が分かれば良いのでしょうが、なかなかそうもいきません。ましてや昨今、いくつになってもお元気で、年を取るのを忘れてしまったような方も多いですよね。何も準備をしていないのに、その日が来てしまい、周囲は大慌て、本人も心残りをたくさん残して旅立たれるなんてケースも多いのです。
 昔は人間関係が密だったことに加え、病院より自宅で亡くなる方がずっと多かったので、今より死が身近でした。周囲の「先輩」たちの姿を間近に見ることで、実感として老いや死を捉えることができたのでしょうね。
 しかし、今や死は最上級の特別な出来事。避けたいもの、考えたくないものの筆頭です。そんな暗いことは考えずに、今を楽しく暮らそう。心配しなくても、残った家族が何とかしてくれる、等々。
 ところが、今の世の中、昔では考えられなかった事態が起こり得ます。たとえばあなたが、ある日突然、事故に遭って脳死状態になったとしたらどうでしょう。生命維持装置や臓器提供についての重い判断が、残った家族に突きつけられるとしたら?
 また、以前は葬儀やお墓といっても決まり切ったものでしたが、今はずいぶん選択肢が増えました。無宗教葬儀、直送、散骨、樹木葬、集合墓……。それいいね、なんて思っても、思うだけではまず叶いません。自分の希望を誰かに伝えるとか、書き残すなど、とにかく実現に向けて動く必要があるのです。
 自分の老いや死について考えるのに早すぎることはありません。年を重ねて希望が変化すれば、修正すればいいだけのこと。
 冒頭の答えは実は、「年齢関係なし、とにかく今すぐ」です。難しいことはありません。少し考えてみるところからでいいのです。
 死を考えることは生を考えること。一度しかない人生を悔いなく終えるために、どうです、ちょっと考えてみませんか?
安田 依央(司法書士、作家)

クリスマスメッセージ 神さまのプレゼント−罪からの解放−

  現在、私たちを取り巻く社会環境は決して好ましい状況とは言えません。毎日の報道では幼児虐待やいじめによる自殺、怨恨からの殺人など耳を覆いたくなるものばかりです。国外には民族間の争い、戦争の声が絶えることがありません。
 社会の問題ひとつひとつは突き詰めていけば、人と人との出会いによって起こっています。私達の心の内をのぞいてみましょう! どんな人でも自らの良心の呵責に、罪なる己の心に、自身の心の醜さに悩まない人はいないのではないでしょうか? この罪ある者たちが作り出す家庭も社会も崩壊の道を辿らざるを得ないのではないでしょうか?

 自身でもどうすることも出来ない悪の心をキリスト教は罪と呼びます。この罪は人類の最初からあったわけではありません。神さまが最初の人アダムとエバを創造下さいました時には、人の中に罪はありませんでした。ところが神さまの戒めを守ることが出来なかった瞬間から、人の中に罪は巧妙に入り込んできました。あまりにも長い間、人は罪と同居したものですから、初めから人に罪があるように錯覚するまでに至りました。
 神さまは人の中から何とか罪を取り除いて下さろうと、歴史を通して日夜休むことなく人類を救おうとなさいました。今から2000年前、神さまは全く罪のないお方を人類の救い主として送って下さいました。その方がイエス.キリストです。イエスさまは、全人類を罪の縄目から救い出すために神さまが下さった最高のプレゼントです。
 イエスさまをお送り下さった神さまの奥義を、一人一人が心から受けとめることができる時、人は初めて罪から解放されるのではないでしょうか? 人類が罪から解放されない限り、幸せで平和な個人も家庭も国も世界もありません。
 聖書のエフェソ書2章14節に、「実にキリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、ご自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し・・・」とあります。イエスさまによって初めて平和は実現されます。イエスさまは人と人との敵意という隔ての壁を取り壊し、神さまの揺るぎない愛の絆をうち立てられます。神さまの愛は自己中心の愛ではなく、隣人を愛する愛です。自分のために生きるのではなく、隣人のために生きる時、きっと平和な世の中が実現するでしょう。
 この罪の世に「主よ来たりませ!」と心の底から叫ぎ求める一人一人でありたいと願います。

林 陽子(大阪城北教会牧師)

クリスマスレシピ グリューワイン

長くて寒い冬の夜には、 温かいワインはいかが?
からだも心も温まります。 作り方はとっても簡単!        

<材料>
 ワイン   375ml
 砂糖 または 蜂蜜 好みの量     
 レモン 1/3個(薄切り)
 シナモン・スティック1本 (半分に折って)    
 クローヴ、黒胡椒各4粒

<作り方>
 1.材料を鍋に入れて弱火にかける。
 2.沸騰寸前で火を止め、30分くらいおいて茶こしでこす。
 3.飲むときに温め直す。

☆電子レンジでもOK。その場合は粉末のスパイスで。
☆白ワインがお好きな方は、ローズマリーと合わせてみて。生でもドライでも、相性抜群。
☆こども達にはぶどうジュースで、スパイスは香り付け程度に。

おとなの教養講座

学びの秋。大阪YWCAに連なる人々は、社会変革のために働くだけでなく、教養を高めることにも熱心です。この秋開講した講座から2つをご紹介します。

ユーラシアの古層 生と死の文化をトランシルバニアに探る
 長年にわたり大阪YWCAの日本語教育の根幹を支えてきてくださった奥西峻介先生が、今春大阪大学を退官なさった。これを機に、日本語教育を離れてご専門の比較民俗学分野のお話を伺いたい、という要望を受け、表題の講座が3回にわたって開催された。
 狼男やドラキュラの伝説に彩られたトランシルバニア(森のかなたの意、ルーマニアの北西部)には、古代から脈々と受け継がれた文化が今日でも残っている。資料を丹念に精査すると、ユーラシアの東の端に位置する日本に伝わる祭り、日本発祥と思われている伝統行事や神話との類似が数々見られる。特に人間最大の関心事である『死』にまつわる慣わしや『神』の像についてなど、東西の文化に同じルーツが見て取れる。そして「言語と文化と民族は一致しない」との結論に導かれる。
 ご自身の手で収集された資料と膨大な知識の量は聞く者を圧倒して余りあり、もっと知りたい、という知的好奇心が奮起させられた。続編を望む声も大きい。
大人の社会科 今こそやり直す近現代史
 第1回は1868年の明治維新前後の世界がテーマで、日本の動きと平行して朝鮮・中国・アメリカ・ヨーロッパ各国の動きを年表で横断しながらの講義。日本に黒船が来航した1853年はナイチンゲールが活躍したことで知られるクリミア戦争がヨーロッパで繰り広げられていたなど、それまでバラバラ だった丸暗記の世界史と日本史が結びついた。フランス、イタリア、ドイツ等で国家と国民が結びついていったころ、日本でも国民国家という考え方が明治以降に定着する。それまでは国といえばそれぞれの藩がお故郷(くに)だった。
 博識の小澤講師のエピソード満載の講義は目からウロコの連続。2回め以降の講座で、さらに歴史の楽しさに触れ、受講者の歴史の見方が変わっていくことが期待される。
(文責 編集部)

YWの窓「沖縄とつながる−あきらめない”私たち”」

  10月、普天間基地に米海兵隊の新型機オスプレイが強行配備された。16年前に日米で合意した返還もされないまま、市街地にある“世界一危険な飛行場”に事故多発のオスプレイを押し付ける…。沖縄の全市町村・県議会が反対決議をし、10万人以上の市民が県民大会に参加し、「NO!」を示しているにもかかわらず、沖縄の人々の声を、尊厳を踏みにじる許せない暴力だ。これ以上どう示せばいいのか。最後に残された手段は、徹底した非暴力直接行動。配備直前の数日、私は友人達と普天間のゲート前に座り込んだ。
 ゲート前には、戦中・戦後を生き抜いて来られた60〜70代の方が多く集っていた。「戦争につながる一切のものはいらない」ことをあらゆる非暴力の方法で表す沖縄の人々。ゆたかな知恵や平和を求める精神に心を揺さぶられた。
 沖縄に基地を押しつけてきた本土の私たちこそ、今、一歩をふみだす時。“沖縄の問題”ですませず、 “私たちみんなの問題”に目をそらさず向き合うところから始まる。そして“心を痛める”だけでなく、行動で表し、沖縄の人々とつながって声をあげ続けることが必要だ。
 戦後67年経つ今も、従来の戦闘機に加え、オスプレイが沖縄の空を暴力的に飛び交っている。いつ事故が起こるかわからない恐怖と不安。空の下には人々のいのちが、暮らしがある。
 オスプレイ強行配備後、沖縄の友人が「私たちは絶対あきらめないからね」と言った。本土に暮らす“私たち”も、だ。
(会員 吉田智里)

人材育成・研修センター PCMを活用したKey To Meセミナー

 本セミナーは、NASA(米・連邦宇宙局)のスタッフ採用や大企業の人材育成に活用されているPCMという手法を活用し、周囲の人とのコミュニケーション力を高める研修です。
 「どうしてあの人とはいつもこうなってしまうんだろう。」「自分の伝えたいことがどうもうまく伝わらない。」そんな感覚は誰しも持ったことがあるでしょう。このセミナーは、人間の思考と行動の特性について、わかりやすく学べるよう構成されており、「現場で活用できる」知識を習得して、コミュニケーション上の不具合を良い方向に持っていきます。
 組織の人材育成の現場では、様々なパーソナリティ査定が行われますが、多くはある一定の枠組みに人をあてはめるスタイルです。しかしPCMは、受講者が事前に提出した情報から分析された、その人の「プロファイル」が個別に準備され、それを元にワークショップが進められる手法なので、各人各様。日々の生活で活用しやすいと評価されています。
 もちろん、人は分析結果だけで語り切れるものではなく、PCMもあくまで「対話のための素材」です。より大切なのは、このような素材を通して周囲の人と語り合い、自分の思索も深めること。それぞれの人が違いを活かし、相手を尊重できる関係づくりに役立てばと思います。
(担当職員 河合佳子)

改憲反対 大切な1票を平和のために

  12月16日の総選挙に向けて、改憲派の動きが加速しています。9条を破棄し、国防軍の設置や集団的自衛権を明記するのみならず、憲法そのものを破棄しようと声高に叫ぶ人たちもいます。
 軍隊が人を守らないこと、武力で平和はもたらせないことを、私たち人類は繰り返し学んできました。「押しつけ憲法」と呼ばれようとも、武力を持たず、他国との信頼関係で安全を守るんだという日本国憲法の理念を、多くの国民が歓迎し、他国からの尊敬も得てきました。
 愛する人、子ども、友人を戦場に送り出したい人など、どこにもいません。今、日本国憲法の崇高な理念を私たちが捨てるのかどうか、大きな岐路に立っています。武力による解決の道を永久に放棄した憲法9条を、何としても守りましょう。
(大阪YWCA機関紙編集委員一同)

大阪YWCAへのご寄付は新しい税制優遇制度の対象となります

 みなさまからの公益財団法人大阪YWCAに対する寄付金(募金、賛助金を含む)は、確定申告の際、一般的により減税効果の高い「税額控除(新設)」と、従来から特定公益増進法人に対して適用されていた「所得控除」のどちらか有利な方を選んで寄付金控除を受けることができます。「税額控除」を選択することによって、多くの場合所得税の還付金額が増えます。詳しくはお近くの税務署にお尋ねください。(国税庁のホームページ参照)
 確定申告の際は、当法人が発行する「寄付金領収書」と「税額控除に係る証明書の写し」が必要になります。事務局までお申し付けください。

ここにYあり(31) 大阪の中高YWCA−2 プール学院中高YWCA部

 プール女学校(当時)は1906年に日本YWCAに加盟しました。中高Yで最も歴史の長い学校の1つです。現在は中学生11人で活動をしています。この季節はクリスマス礼拝に向けてのハンドベル練習、特別養護老人ホーム「博愛の園」に入居されている方へのクリスマスプレゼント、カード作りと忙しくしています。
 写真は月に1回行っている生野区内の協働作業所「こさり」のパン、クッキーを作業所の方と一緒に販売した後みんなで。
(文と写真/プール学院)
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