大阪YWCAは、女性のエンパワメント、子育て支援、またNGO/NPOリーダーの育成、国際交流等の社会貢献活動をしています。

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大阪YWCA機関紙(2018年9月号) アーカイブ一覧へ
大阪YWCAでは機関紙を年8回発行しています。
抜粋して内容をご紹介します。
女性と少女のための安全空間〜世界の共通目標のために〜
ガールズ・パワーアップ・プロジェクト
YWの窓 近畿中国帰国者支援・交流センター「語りかけボランティア」が始まりました
2018年6月10日 ハロハロワールドスクール「Where is she from?」〜タイ語で遊んでおぼえちゃおう〜
2018年7月26日〜27日 夏休み子どもミニスクール

女性と少女のための安全空間〜世界の共通目標のために〜

 大阪YWCA100周年記念事業の一環で開催した『若い女性の国際フォーラム』のため、世界YWCA副会長 アンドレア・M・G・ディアスさんを日本YWCAの協力を得て招へいした。フォーラムに先立つ8月5日、ピースフェスティバルで語られた基調講演の一部をお届けする。

 想像してみてください。あなたは13才の少女。朝3時に起きて、空腹だけど食べるものはない。自分で収穫したとうもろこしを粉にひき、トルティーヤを作って家族のために売りに行きます。学校で読み書きを習う代わりに。でも十分なお金は得られず家に帰り、そのために殴られ、廃材とゴミでできた家で、誰かが入ってきて襲われるかもと心配しながら、なんとか眠ろうと床につく・・・、こんな生活を8才のときから続けているのです。
 これは、ホンジュラスの女性や少女たちが経験している過酷な現実の一部です。学校に行けず、幼い時から働き、家族や家族の友人から虐待を受けて妊娠する・・・。子ども時代や青春時代を失うのです。こんな状況にある若い女性たちを助ける方法はあるでしょうか?
 過去160年に渡り、YWCAは、地域コミュニティの中で、女性と少女たちに安全な空間を提供してきました。120以上の国で世界YWCAは、安全で、誰をも責めず、誰をも排除せず、秘密を守る空間を、女性と少女たちに提供しようと懸命に努力しています。そこでは、性と生殖に関わる健康や権利、HIV/AIDS、暴力など、自分たちを取り巻く問題を語り合うことができます。
 世界的運動体の新しい展開として、『若い女性のリーダーシップアカデミー』という取り組みも始まりました。若い女性と少女たちが、変革の担い手としてリーダーシップを強めることが目的です。このアカデミーのために、専門性やアイデアや経験を持ち寄る若い女性のチームが作られ、また、女性の権利・教育・リーダーシップの分野における世代を超えた専門家集団も発足しました。世界YWCAの全8地域から、若い女性の代表が出ています。
 私達は、一人の少女、一人の女性をトレーニングすることが、地域社会全体の扉を開くと信じています。この世界的な運動を通して、私達はYWCAの姉妹たちとつながり合い、一体感をもつことができます。それは、私達が共通の困難を抱えているから、または共通の目標をもっているからです。共通の目標とは、若い女性を、あらゆるハンディキャップに抗してエンパワーするということです。
 社会の中の一人ひとり誰もに果たすべき役割があります。そしてその一人ひとりが、平等と開発と安全、そして何よりも平和を達成できますように。

アンドレア・ミシェル・グラディス・ディアス(世界YWCA副会長)

ガールズ・パワーアップ・プロジェクト

 7月19日、アジア太平洋地域のYWCAの若い女性7名が来日。日本語学習と、国際交流による研修機会を提供する“シスターフッドプログラム”に参加しました。お世話になったホストファミリーをはじめ、大阪YWCAの会員、専門学校の先生などたくさんの人と出会いや刺激的な体験がありました。
 そして、ガールズ・パワーアップ・プロジェクトの集大成として8月10日から3日間、「若い女性の国際フォーラム」が新大阪のココプラザで行われました。7人の海外メンバーと、姉妹YWCAの韓国・大田、釜山からの2人、日本語を学ぶベトナムの留学生など多様な地域からメンバーが参集。日本からも10代、20代の若いメンバーが集まり、中身の濃い3日間を過ごしました。

7/20
日本語夏期集中コーススタート!
大阪YWCA専門学校で約3週間日本語を学びます。
最初に覚えた日本語は「こんにちは。私の名前はOOです。OOから来ました。どうぞよろしくお願いします。」

7/28
ウェルカムパーティー@大阪YWCA千里
7カ国のYWCAの活動紹介、シャロン千里の施設見学、そして会員さん手作りの美味しいご飯を食べながら楽しく交流♪ 心もお腹も大満足の一日でした。

7/29
国際フォーラムリーダーたちと初対面
大学生〜社会人までの若い女性たちが国際フォーラムのリーダーとなり、一緒にフォーラムを作り上げてきました。この日は、海外からの参加者7名の「No1イシュー(一番の関心事)」を聞き、ディスカッションを行いました。

8/5
ピースフェスティバル@大阪YWCA梅田
テーマは「女性の人権 〜今、昔、そして世界〜」
国際フォーラムの基調講演者・アンドレアさんの女性の人権に関する発題をはじめ、各国の伝統芸能の披露や手作りスイーツをふるまったりと盛り沢山のプログラムでした。

8/9
修了式
約3週間の日本語学習を終えました。修了式はゆかたで歌とスピーチを披露。

8/1012
大阪YWCA創立100周年記念
若い女性の国際フォーラム@新大阪KOKOPLAZA
8/10
フラッグ作り
グループに分かれて自分たちのグループ名と目標を決めてフラッグにしました。

8/11
私のNo.1イシュー
東上菜々子さん「子どもの貧困」、パーティさん(タイ)「若年層の妊娠」、リサさん(台湾)、アイリスさん(韓国)「#Me too運動」、コートニーさん(オーストラリア)「ドメスティックバイオレンス」、リザさん(フィリピン)「働く女性の環境」等。

8/12
アンドレアさん(世界YWCA副会長)の基調講演
アンドレアさんからの問題提起を基づき、女の子の問題解決のためのワークショップとその解決法。4人の中学生も自分たちで考えた事を発表。

分間スピーチ
フォーラムに参加しての感想や決意、感謝を表明。ベトナムのホァさん(留学生)「ベトナムにYWCAを作りたい」。金志映さん(社会人)「しっかりしたトレーニングと知識と勇気を持っている女性は活躍出来ると実感した。日本社会ではそういう機会が欠けている」。
西田真衣さん(大学生)「一人で参加して、初めは不安で一杯だったけど、とてもみんなあったかくてすぐに仲良くなれました。自分の知らない事がこんなにたくさんある事が分かり、誰よりも中身の濃い夏休みになった。」

(文責 編集部)

YWの窓 近畿中国帰国者支援・交流センター「語りかけボランティア」が始まりました

 2001年から大阪YWCAで、主に中国帰国者支援事業を担当してきた。終戦の混乱により、中国に留まらざるを得なかった人々を中国残留孤児、または残留邦人という。そして、日中国交正常化以降、日本に帰国した人、その子や孫を含めて中国帰国者と呼ばれている。現在、YWCAに通っている1世世代は、70才を超える年齢にもかかわらず、日本語クラスの出席率は若い2〜3世よりも高い。おしゃべり・買い物・野菜収穫・踊り・トランプが大好きで、買い物が思う存分楽しめるYWCA名物「バザー」への意気込みは特に大きい。バザーのお知らせをする職員には緊張感が漂う。全員に行き渡るよう細心の注意を払う。中国と日本で私には想像もつかないような体験を乗り越えて来られた1世の皆さん、全国的な平均年齢は75才を超えた。YWCAでも忘れ物やうっかりが増えている。天満市場で買ってきた魚がバザーの前売り商品の棚の下に忘れられている事もある。介護サービスを受ける人も年々増えていくだろう。そして、帰国後努力して習得した日本語が徐々に失われていく。そうした1世を支える「語りかけボランティア訪問事業」が昨年度より始まった。介護施設を利用する際に言葉の問題で感じる1世の孤立感を和らげることを目的に、ボランティアが中国語でおしゃべり相手になる。戦後70年以上が過ぎた。戦争の影響はこんなにも長く続いている。

(職員 坂東 暁子)

2018年6月10日 ハロハロワールドスクール「Where is she from?」〜タイ語で遊んでおぼえちゃおう〜

於:シャロン千里

 あいにくの天候でしたが、室内は国旗や民族衣装などで装飾され、タイの雰囲気は満点です。年長から小学5年生の18人の子どもたちとタイ語に触れながらタイの暮らしや文化など色々なことを学び、体験しました。
 タイ式じゃんけんにはじまり、日本でもおなじみのイスとりゲームやハンカチ落としのタイ版をしたり、覚えたタイ語を使ってかるたをしました。映像クイズにもチャレンジ。映像を通してタイの文化、習慣などいろいろ学びました。
 最後、子どもたちには今日の出来事を絵日記にして、持ち帰ってもらいました。

(会友 蒲田恭久)

2018年7月26日〜27日 夏休み子どもミニスクール

  今年もYWCAで様々な体験をするミニスクールを開催しました。2日間で延43人が参加。たのしい社会科、ストーリーテリング、おもしろ理科実験、英語であそぼうと盛りだくさんの2日間を過ごしました。理科実験は神戸YWCAの協力で万華鏡とシュート棒を作り、子どもたちは大興奮! ネイティブ講師を囲んでの英語は、子どもたちの溢れるパワーに講師がぐったり・・・の充実したプログラムとなりました。

(職員 木下 和江)

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