「日本語のコミュニケーションと文法におけるキャラ」 講師:定延 利之
相手や目的に応じてスタイルを変えると、知らず知らずのうちに人間(キャラ)まで変わってしまうのが日本語のコミュニケーションの常です。日本語には、それぞれのキャラ用の言い方(文法装置)がたくさん用意されています。こんな簡単なことがなぜ外国の人はわからないのか。日本語の「キャラ」はなぜ英語“character”に訳せないのか、見知らぬ相手を冷たくあしらった後でこちらに暖かい笑顔を向けてくる外国人は、なぜそれで平気なのか。一緒に考えてみましょう。
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