平和憲法9条を堅持の活動を推進しています。あらゆる「暴力」を否定し、「積極的平和」を実現するために行動します。

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りさ〜ら
大阪YWCA国際部パレスチナグループ
ニュースレター(2012年2月1日発行 第31号)
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※“りさ〜ら”とは、アラビア語で「手紙」「伝言」という意味です。
2010年 パレスチナに行ってきました
2011年2月5-6日 ワンワールドフェスティバルに出展
パレスチナ発・ポストカード完成しました
2011年9月24日 ピースアクション2011「届け、パレスチナへ!わたしたちのピースメッセージ」を開催しました
2011年10月1日 神戸元町映画館のイベントに参加しました
速報 2012年1月パレスチナ訪問
メンバーを募集しています

2010年 パレスチナに行ってきました

2010年9月にパレスチナへ行ってきました。これまで、何度もパレスチナの話を聞いていましたが、日本に住む私には、なかなか実感を持つことができませんでした。ですから、パレスチナ旅行に誘われた時は、「パレスチナに行って、現地の状況を実感したい。」という気持ちで参加しました。

飛行機を乗り継いでたどりついたパレスチナは、青い空と白い壁の街並みのコントラストが印象的でした。アジアールを運営するアブー・ムーサーさんのお家にホームステイをさせていただいて、観光したり、オリーブの畑を見学に行ったりしました。私たちは、市場で買い物を楽しみ、教会や遺跡を見てまわり、夜はアブー・ムーサー家でお母さんの手料理をいただいて、パレスチナの生活を満喫しました。

 人々の暮らしは穏やかで、生活に困っているような様子は見られませんでした。でも、人々の話をよく聞き、観察していると、ハッとすることがありました。パレスチナYWCAを訪問した時、同僚の方が転職したという話を聞きました。毎朝チェックポイントを迂回して通勤していたが、かなりの長距離で通いきれなくなったそうです。チェックポイントでも、私たちはすんなり通過できましたが、パレスチナ人は「もう1時間以上待たされている」と言っていました。いちばん驚いたのは、アブー・ムーサー家の長男、ムーサーが17歳から5年間投獄されていたことです。一見幸せそうなパレスチナの人々の日常の中には、日本に住む私たちは経験することのない不自由、不公正がちりばめられていました。

以前、フィリピンに行ったときは、そこに絶対的な貧困がありました。食べ物がない、仕事がない、電気や水がない。パレスチナの問題は、それらと比べるとなかなか目に見えません。だからこそ、私たちはもっと目を開いて、事実を知ろうとする必要があると思います。パレスチナはとてもすてきな場所でしたが、ただすてきな場所だったでは終わらせないようにしたいと思っています。

(瀬良香織)

2011年2月5-6日 ワンワールドフェスティバルに出展!

「パレスチナの子どもの絵画展」として、大阪国際交流センター内に2日間展示をしました。パレスチナの日常や日本の私たちへのメッセージを描いたアジアールの子どもたちの絵を掲示し、子どもたちやパレスチナの様子を収めた写真も同時に張り出し、多くの来場者の方々に見ていただくことができました。

また、2日目午後には、部屋をお借りしてそこでも絵の展示とワークショップを開催。パレスチナを身近に感じてもらおうと、言葉や暮らしなどに関するクイズを用意し、絵を見ながら答えていただきました。クイズの解説の時間では、驚いたり頷いたりしながら参加者のみなさんが熱心に耳を傾けてくださいました。

その後は、パレスチナグッズが当たる抽選会!オリーブオイルや刺繍製品など素敵なグッズの数々を前に、会場は大盛り上がり。見事当たった方たちは、みんな大事そうに持ち帰っておられました。参加された一人ひとりと、パレスチナとの距離が少しでも近づいたように感じられ、とてもうれしい時間でした。

参加者の中には、絵やクイズを通して、パレスチナの人びとが置かれている、「暴力」が側にある日常にふれてショックを受けたという声も聞かれました。まずはパレスチナと出会って知ることから、ひとりでも多くの人と一緒に、パレスチナの平和について考える機会を今後もつくっていきたいと思います。

(吉田智里)

パレスチナ発・ポストカード完成しました!

パレスチナの写真2枚、アジアールの子どもたちの絵3枚で構成されているこのポストカードは、5枚1セット300円で、YWCA受付にて販売中です。

このセットでぜひご覧いただきたいのは、子どもたちが描き出した作品です。日本に暮らす私たちの価値観で計ると、彼らの生活は恵まれているようには見えないでしょう。ですが、その力強いタッチからは希望や誇り、そして何よりも生きる力が感じられます。それは、私たちがずっと内に持っているにも関らず、日々の生活の中、解き放つ機会を逃してしまっているものではないでしょうか。

あなたの周りにいる、頑張っている人、闘う人、幸福な人、前に進む人、迷う人、どんな人にも贈れるこれ以上ないメッセージです。パレスチナから未来へ向かう思いがこもったハガキを大切な人に届けてください。収益はアジアールに寄付いたします。

(楠木智子)

2011年9月24日 ピースアクション2011
「届け、パレスチナへ! わたしたちのピースメッセージ」を開催しました。

40名近くの方に集まっていただきました。ご参加ありがとうござました。

◆第一部 パレスチナクイズ!
講演会に入る前に、景品つきのミニクイズ大会を開き、参加者の皆様にパレスチナの基礎知識をおさらいしていただきました。

◆ 第二部 講演会 パレスチナ子どものキャンペーン事務局長 田中好子さん
東北・パレスチナ支援から見えてくる、「支援」に大切なことについてお話くださいました

  * 女性と子どものイニシアティブを守ること
  * 解決を先送りにしないこと
  * 行政との連携
  * 連帯の心

◆第三部 パレスチナへのピースメッセージ
参加者全員で、パレスチナの子どもたちへ、平和の願いを込めて
絵を描きました。 難民キャンプの子どもたちのセンター「アジアール」に届けます。

 

2011年10月1日、神戸元町映画館のイベントに参加しました。

市民社会フォーラムと元町映画館の共催イベント『「ぼくたちは見たーガザ・サムニ家の子どもたち―」公開記念トーク「ガザの子どもたちの絵から観るパレスチナの現在(いま)」』に参加し、子どもたちの絵や写真を展示しました。
映画の中で子どもたちが絵を描くシーンがあることもあり、ほとんどの方が立ち止まって、熱心に絵をご覧になっていました。なかには、携帯で写真を撮っていかれる方も。また、監督の古居みずえさんをはじめ、たくさんの方がポストカードを買ってくださいました。

このような「出張絵画展」、是非また実現させたいと考えております。イベント情報、お寄せください。

 

速報・2012年1月パレスチナ訪問

ピースアクションで皆さんに描いていただいた絵を携えて、大阪YWCAの会員・職員3名が2012年1月パレスチナ・ベツレヘムを訪問、アジアールのセンター長、アブー・ムーサーさんに再会しました。パレスチナの子どもたちはこの時期、試験の真っ最中。教育熱心なパレスチナでは、試験期間中は大人も巻き込んで、空気がぴりぴりするとか。そんな時に訪れてしまった私たち、最初は「試験期間中だから何人子どもが来るか分からない」とアブー・ムーサーさんに言われていたのですが、ふたをあけてみると、30人くらいが集まってくれました。

日本から携えた絵を、説明を加えながら見せてあげると、きれいな色彩に「わ〜」と小さな感嘆の声をあげつつ、みんな伸び上がるようにのぞきこんで、熱心に見てくれました。

今回は、子どもたちとの交流プログラムとして、書道と、ストーンペイントを用意して行き、みんなで楽しみました。初めて絵筆を持つ小さな子どももいたと思います。水と絵の具の量の調整も、アクリル絵の具は、乾いてから塗ったらいろんな絵を重ねて描き込んでいけることなども、上手に教えてあげることができず、私は一人で「あわわ」となっていたのですが、あとでいただいたメールによると、「みんな楽しんでいた、ありがとう」とのことでした。

私たちにできることは小さいけれど、「つながりたい」と思っている気持ちを受け取ってもらった、そんな風に感じられた旅でした。いつもパレスチナの人に受け入れられてばかり。訪ねるたびに心がほっこりするパレスチナです。

(宮崎 祐)

メンバーを募集しています!!

大阪YWCA国際部パレスチナグループでは、ベツレヘムにある難民キャンプの子どもたちのための施設「アジアール」との出会いから、子ども達の描いてくれた絵を日本に持ち帰っての絵画展や、絵をデザインして絵はがきをつくり、収益をアジアールの支援に充てるなど、私たちにできることで一歩一歩小さな支援を続けています。すべてのプログラムはボランティアがアイデアを持ち寄り、企画・運営しています。

2011年度の活動
*ピースアクション2011の企画・運営
*パレスチナの子どもの絵をデザインした缶バッチや、絵はがきの作成、販売。
*情報かわら版、「りさーら」の編集、発行。

月1回程度の例会を開催中。
関心のある方はどなたでも歓迎です!
一度遊びにきてみませんか?
ボランティア説明会も月に1回開催しています。
ぜひお気軽にご連絡下さい。

大阪YWCA国際部委員会
〒530-0026大阪市北区神山町11-12
tel06-6361-0838 fax06-6361-2997
e-mail info@osaka.ywca.or.jp (担当:宮崎)

 
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