ご挨拶

大阪YWCAは、より良い社会の実現のために働く人を育て、女性のあらゆるライフステージの課題に包括的に取り組みます。

2018年、大阪YWCAは創立100周年を迎えます。百年もの長きにわたり活動を続けることができたのは、多くのみなさまのご指導、ご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。

19世紀の半ば、平和を求める祈りと傷ついた人々のケアを活動の中心としてロンドンに始まったYWCA運動は、瞬く間にヨーロッパ全域からアメリカ大陸へと広がり、1905(明治38)年に日本(東京)にも誕生しました。その頃の大阪は繊維産業全盛期で、日本YWCA設立に尽力した外国の宣教師達は、発足当初から、東洋のマンチェスターとも称された大阪にYWCA設立をと願っていたようです。工場で働く若い女子労働者も多く、劣悪な労働条件、低い人権意識、健康への影響など、様々な問題を抱えていたからです。

現在放映中のNHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインあさのモデルは、知る人ぞ知る大阪YWCA創立準備委員長を務めた大実業家、廣岡浅子です。幕末から明治、大正と、激動の時代を生きた浅子は、「女子といえども人間である。学問の必要はないという道理はない」と考え、後半生を女子教育に献げます。その熱い思いは、日本YWCAの当時の機関紙『女子青年界』にも多数残されていますが、日本YWCA創立の当初から中央委員を務めた浅子は、やがて大阪YWCA設立に力を注ぎます。

そして、1918(大正7)年4月27日、天王寺公会堂は千人を超える少女と若い女性で埋め尽くされ、『大阪基督教女子青年大会』が開かれました。これが事実上大阪YWCAの発会式となったのです。

爾来、大阪YWCAは、女性の社会参画を進め、人権や健康や環境が守られる平和な世界を実現することを目的に、少女と女性たち、特に働く女性のためのさまざまなプログラムを実施してきました。

今、創立100周年を目前に控え、100年を支えた先達の働きに感謝しつつ、新たな未来への扉をひらく、新しいチャレンジを始めています。今後ともみなさまのご指導、ご鞭撻、そしてご支援をよろしくお願い申し上げます。

2015年 秋

鹿野幸枝

大阪YWCA代表理事 鹿野幸枝

YWCA OSAKA 100YEARS 1918-2018

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大阪YWCA創立100周年を目前に控え、新たな未来への
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